TOYO KITCHEN http://www.toyokitchen.co.jp/products/kitchen/ino/coordinate.html#babylon_cd2
キッチンの選び方
みなさんは「キッチンの選び方」について考えたことはありますか。
家具や雑貨のデザインについては選ぶ自信のある方も、キッチンと言われると戸惑ってしまうかも知れません。キッチンは据付が必要な家具と設備工事を伴う機器で構成され複雑なため、選び難く感じる方が多いでしょう。このシリーズでは、キッチンを選ぶための知識とポイントを分かり易くお伝えしていきます。
Vol.7 設備機器の選択①
今回からはキッチンに組込むことができる設備機器について考えていきたいと思います。
シンク
900㎜以上のキャビネットに収まるサイズ(シンク幅800㎜前後)が主流です。
以前はステンレスが主流でしたが、最近は人造大理石のものもあります。
お手入れ性、水はけ、使い勝手など各メーカーそれぞれ工夫されているので、必要に応じて選択することができます。
まな板や水切り棚、カゴをはめ込めるタイプのシンクもあります。シンクを作業台の一部とすることができるため大変便利です。
傾斜により水がコーナーの排水口にスムーズに流れる設計のシンク / TOTO
http://www.toto.co.jp/products/kitchen/k00019/tokuchou/t_sink.htm
水栓金具
シングルレバーの湯水混合栓が主流で、シャワー付、もしくはスプレー付のタイプもあります。
ヘッドが出し入れできる機器は広いシンクを掃除する時などに便利です。
近年はオープンキッチンの影響でデザイン性のある水栓金具が増えています。
幅広のシャワーがあたる面を広くし作業効率を上げている、左は浄水器兼用の水栓金具 / TOTO
http://www.toto.co.jp/products/kitchen/k00019/tokuchou/t_suisen.htm#01
http://www.toyokitchen.co.jp/products/kitchen/functions/faucet.html
浄水器
単独タイプ、水栓金具との併用タイプがあります。
カートリッジをシンク下もしくは水栓内に組み込む仕様が一般的です。
ビルトイン型はカウンターの下におさまり、キッチンの面材を合わせることもできるのでスッキリします。
機器幅は450㎜か600㎜です。
国産、輸入各メーカーから販売されていますが、主だった仕様が違ってくるので、ライフスタイルに合わせて選択する必要があります。
国産メーカーは引出し型が主流です。フロントオープン程の容量は望めませんが、かがまず使えるので便利です。給湯器につなぎお湯で洗うことができます。電気による強制乾燥なので、乾燥のみに使うこともできます。
輸入メーカーはフロントオープン(前開き)が主流です。かがむ手間はありますが、鍋などの大きな調理器具まで入れることができます。給水でつなぎモーターで温水にして洗います。この時発生した余熱で乾燥させるエコ仕様です。但し乾燥のみに使うことはできません。
引出し型国産食器洗い機の例、上面に操作パネルがあるのでかがまず作業できる
http://sumai.panasonic.jp/kitchen/living-station/feature/04dishwasher.html
フロントオープン型輸入食器洗い機の例、完全面材合わせが可能なので閉じると扉同様に見える
オープンキッチンが主流になり、各メーカー音の問題に対応した商品を出しています。
食洗機など機器の静音タイプ、水はね音を抑える仕様のシンク、水栓などがその例です。
しかし住居環境や使用する時間帯、家族のライフスタイルによってはそれでも音の問題が起こるのも事実です。
機器を選択する際によく検討することが大切です。
次回はコンロなどの火気関係の機器について考えていきたいと思います。
キッチンの選び方 一覧→http://www.interior-joho.com/knowledge/?scid=63
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(文:制作 PR-T_PR制作部-4 / 更新日:2012.10.02)