吹きガラスと幾何学模様の糸が素材を引き立てあうテーブルウエア「bloom」

bloom


2014年6月4日(水) ~ 6日(金)の3日間、国内外のハイエンドなインテリア・デザインアイテム、トレンド、キーパーソンを結集し、新しいライフスタイルを提案する、アジアNo.1の国際消費財見本市「インテリア ライフスタイル」が東京ビッグサイトにて開催されました。
 

インテリア情報サイトでは、そこで発表されたデザイナーたちの気になる商品をご紹介していきます。


第1回目は、ヤングデザイナーアワードを受賞した「Jun Murakoshi Design」の「bloom(ブルーム)」です。

 

 


 

bloom(ブルーム)


吹きガラスからは、あたたかみと緊張感という一見相反する印象が感じられ、一方で全くの異素材である繊維からもあたたかみが、張られた糸からは緊張感が感じられる。これら異素材でありながら共通する印象が備わった二つの素材をガラスと糸の器「bloom」においてまとめあげた。細い線で描かれる模様は無限の可能性があり、それぞれの素材がもつ透明感や繊細さはお互いの素材を引き立てる。ガラス部分は富山のガラス作家、佐々木俊仁、光井威善、廣瀬絵美が一点一点吹き上げている。
 

(Photography is by Kota Sugawara)

 

 

デザイナープロフィール

村越 淳
村越淳(MURAKOSHI Jun)
プロダクトデザイナー

1978年、埼玉県出身。千葉大学工学部工業意匠学科、ならびに同大学院デザイン科学専攻修了。英国王立芸術大学院(Royal College of Art)デザインプロダクツ科修了後、takram design engineeringやイノベーション・ラボラトリ(i.lab, Inc.)との新製品・新規事業開発プロジェクトや教育研究活動に従事。千葉大学大学院工学研究科特任研究員、同大学国際教育センター特任助教を経て、2014年よりi.labプロダクトデザイナー。interiorlifestyle Tokyo: Young Designer Award、東京都立産業技術研究センター:デザイナー登竜門コンペティション最優秀賞など日本、欧州を中心に受賞・展示多数。

http://junmurakoshi.com
 

 

(文:インテリア情報サイト編集部-1  /  更新日:2014.06.14)

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