コミュニケーションラウンジ「SUMU FUMU TERRACE 青山」nendoがデザイン

 

 

nendoがデザインした
積水ハウスのコミュニケーションラウンジ「SUMU FUMU TERRACE 青山」

 

 

 

デザインオフィスnendoから、 積水ハウスのコミュニケーションラウンジ「SUMU FUMU TERRACE 青山」のデザインを手掛けたニュースレターが届きましたのでご紹介します。

 

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積水ハウスのコミュニケーションラウンジ「SUMU FUMU TERRACE 青山」をデザインしました
 
 
オンライン情報の充実による顧客のニーズの変化に伴い、従来のような住宅展示場やモデルルームを見学するハード重視の接客スタイルから、長期的な視点に立って「どんな暮らし方をしたいか」などといったソフトを重視したコミュニケーションが求められつつあります。
 

そこで今回は、素材サンプルや模型の展示といった「ショールーム」的な要素は最小限にとどめ、カフェやギャラリー、ラウンジコーナーといった多様なコミュニケーションスペースを充実させました。気軽に立ち寄ってコーヒーを飲みながらカジュアルに相談することができ、各種セミナーやワークショップ、アートの展示といった魅力的なライフスタイルに繋がるコンテンツを用意。さらにオープンな設計アトリエ機能も備えることで、設計士という存在をより身近に感じられるようにしました。

こうした様々なコンテンツに対応できる「可変性」と、クローズドな空間が与える不安感を払拭する「開放性」を実現するために、「サッシ」を使ったデザインに。

内と外を仕切りつつ、光を取り込んだり外の緑へ視線が抜けたりと、視覚的な開放感をもたらすサッシを渦巻き状に200個並べ、その隙間に植栽を配置。全てが繋がったひとつの空間のようでありながら、緩やかに分節されています。

さらに、サッシに内蔵されるレールにより自由に棚やハンガー、フック、モニターなどが取り付けられるように。



Photographer: Takumi Ota

サッシの視覚的な効果を強調するために、床材は濃度が僅かに異なる2色を用意し交互に貼り分けたほか、貼る方向も切り替えました。天井のルーバーも床と同じ幅のものを使用し、同じルールで取り付けています。

このように、サッシで緩やかに仕切ることによって、「この場所はこう使わなくてはいけない」という風に行為が規定されない自由さと、多様性が生まれる空間を目指しました。
 


【施設概要】
「SUMU FUMU TERRACE 青山」
所在地:〒107-0062 東京都港区南青山2丁目26-1 D-LIFEPLACE南青山1F ⇒ map
営業時間:10:00~18:00
SUMU FUMU TERRACE 公式サイト 

 

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http://www.nendo.jp/

 

(文:制作_インテリア情報サイト編集部_2  /  更新日:2022.02.03)

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