nendoがデザインしたそのまま飾れるフラワーブーケ「crepe bouquet」

 

nendoがデザインした
青山フラワーマーケットのそのまま飾れる
フラワーブーケ「crepe bouquet」

 

 


デザインオフィスnendoがデザインを手掛けた、フラワーブーケ「crepe bouquet」をご紹介します。
 

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青山フラワーマーケットのそのまま飾れるフラワーブーケ「crepe bouquet」をデザインしました
 
青山フラワーマーケットwebsite
crepe bouquetは青山フラワーマーケット各店で2022年5月26日より販売を開始。
 

手軽なギフトとして親しまれるフラワーブーケ。
ところが、店舗ではオーダー後に製作を始めることが多く、お客様は最終形のイメージが想像しにくいうえ、店頭で待たされることにもつながっていました。

事前にブーケを作って店頭に陳列しにくいのは、ブーケの状態にすると十分な水が確保できず、花の鮮度を保ちにくくなることが理由です。そこで店頭でのストレスを軽減し、より多くの人に、手軽に、長く花を楽しんでもらえるようなブーケをデザインすることに。

 


一般的な花屋では湿らせた紙などを根元に巻き付けて保水することが多い中、ブーケの内側に収まる形状の給水容器を選定。この容器には約80mlの水が入れられ、蓋には茎を通すための穴が開いています。
 

穴の周囲には「返し」がついており、ブーケを横に寝かせたときに水がこぼれにくくなる役目をしています。これによって花の鮮度を落とすことなく、あらかじめ作って店頭に並べて販売できるため、駅前やビジネス街などの販売スピードが求められる店舗においても、より手軽に買うことができるようになりました。

 


さらに、ブーケを受け取った人が、早めに花瓶に移さないと鮮度が落ちてしまう課題も同時に解決できるため、包装紙自体をそのまま部屋に飾れる仕様にすることに。コシのある厚紙で作り、中央付近にミシン目加工を施すことで、ミシン目を破ると包装紙が2つに分離、上部をひっくり返して再び組み合わせると花瓶のような形になります。

 


クレープの包装紙のような形であることから「crepe bouquet」と名付けました。
 
photographer: Akihiro Yoshida

青山フラワーマーケットwebsite
crepe bouquetは青山フラワーマーケット各店で2022年5月26日より販売を開始。

 

 

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http://www.nendo.jp/

 

(文:制作_インテリア情報サイト編集部_2  /  更新日:2022.05.26)

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