インテリア・建築の知識が身につく専門用語を50音順に掲載しました。このページでは「さ行」の「さ」から始まるインテリア・建築用語を掲載しています。資格試験の勉強にお仕事やちょっとした調べ物に是非、ご活用下さい。
○サーキュラー階段 == Circular Staircase ==
輸入住宅などで多く見られる、廻り階段を指します。
○サーキュレーター == circulator ==
空気を循環させる装置のこと。
○サービスバルコニー == Services Balcony ==
一般的に、比較的小さい面積のバルコニー。
○サービスヤード == service yard ==
洗濯物干しやゴミの一時置き場など、家事に利用される屋外スペース。
○サーモスタット == thermostat ==
バイメタルや水銀などの膨張を応用して、スイッチを作動させることで、自動的に温度を調整する装置。
○サーモスタット付き混合水栓
温度調整機付きの混合水栓で、利用しながら好みの温度に調整ができる水栓。
○採光(さいこう) == lighting ==
窓から太陽の光を採り入れて室内を明るくすること。
○細骨材(さいこつざい) == fine aggregate ==
コンクリートの調合に使用する砂のことで、JISでは5mmふるいを85%以上通過するものと規定されています。
○再生コンクリート == recycled aggregate concrete ==
省資源と資源のリサイクルをはかるために、解体時のコンクリート塊を砕いて使った再生骨材を使用したコンクリート。
○再生繊維(さいせいせんい) == regenerated fiber ==
化学繊維の一種で、木材パルプやコットンリッター(綿のくずなど)を薬品で溶かして細長い繊維に再生したセルロース系繊維で、レーヨンやキュプラ、ポリノジックなどが、再生繊維の代表的なものです。
○砕石(さいせき) == crushed stone ==
天然の岩石を破砕機等で人工的に小さく砕き、道路用骨材やコンクリート用骨材等の土木・建築用資材として適する粒度に加工したもの。
○砕石コンクリート(さいせきこんくりーと) == crushed stone concrete ==
川砂利の代わりに砕石を用いたコンクリート。
○サイディング == siding ==
乾式工法の主要な材料で、一般にはセメント系(窯業系)や金属を使った外壁材ですが、本来は羽目板や下見板など外壁に張る板材の総称です。
○彩度(さいど) == chroma ==
色の3属性(色相、彩度、明度)の一つで、鮮やかさを示す度合い。
○サイドチェア == side chair ==
肘掛けのない小さめの椅子。
○サイドテーブル == side table ==
ソファーなどの脇に置く、小さな補助用のテーブル。「エンドテーブル」、「脇テーブル」とも言います。
○サイドボード == sideboard ==
背が低く、横長の飾り棚を兼ねた食器などの収納家具。
○サイホン式 == Siphon formula ==
圧力差を利用して、液体をその液面より高い所へいったん導いて低い所に移す曲がった管、または、その装置。
○サイホン式便器
排水路を屈曲させてサイホン作用で汚物を吸い込むように排出する方式の便器。
○サイホンボルテックス式便器
便器とタンクが一体となったワンピースタイプで、サイホン作用と渦巻作用を併用して汚物を排出する便器。
○竿縁天井(さおぶちてんじょう)
板張り天井の一種で、天井板の下側に、これを押さえるための竿縁と呼ばれる細い材を30~40㎝間隔に取り付けられた天井。
○砂岩(さがん) == sandstone ==
堆積岩の一種。火山礫砂などが堆積して固結した岩で、大陸などで多く産出されます。
割肌で使用することが多く、インド砂岩・多胡石(群馬県原産)などがあります。
○サキソニー・カットパイル
カーペットのカットパイルの一種。
○ササラ桁(簓桁)(ささらげた)== open stringer ==
階段の段板(踏板)を下方から支える登り桁のこと。
○差し筋(さしきん) == joint bar ==
コンクリート打設する際に、その打設箇所より上に立ち上がってくる、壁などの配筋を下に差し込んでおくこと。
○指物 == joinery ==
木の板をさし合わせて組み立てる木工技法、及び それによって作られた箱、家具、建具などの古い呼び名。
○差尺(さじゃく)
椅子の座面の高さから、テーブルや机の天板までの垂直距離。
○サッシ == metal‐framed glass sliding door ==
窓用建具などの線状部材で、主に鋼製やアルミ製のサッシバーのこと。
○サニタリー == sanitary ==
キッチンを除く、トイレ、浴室、洗面室など、衛生のための水廻り設備をもつ部屋の総称。
○実(さね)
板などの側面に凸部と凹部をつくって、はめ込むつなぎ方。また、「本実(ほんざね)」とも言います。
○錆止め塗料(さびどめとりょう) == anticorrosive paint ==
腐食を防ぐ目的で、物体の表面に塗布される塗料。防錆塗料とも言います。
○錆び御影石(さびみかげいし)
風化の途上にある御影石で、風化による主成分のために全体が褐色。
○サムターン == thumbturn ==
シリンダー錠の室内側に取り付けるロック用の金具。
○更地(さらち) == empty lot ==
建物が建っていない、未使用の土地。
○サランネット
塩化ビニリデンと少量の塩化ビニルとの合成高分子化合物のサランで編んだ網で、網戸に使われています。
○産業廃棄物(さんぎょうはいきぶつ) == industrial waste ==
工業、建設業、製造業、サービス業など全ての事業活動に伴って生じた廃棄物のうち、下記に掲げる20種類のもので、一般に略して産廃と呼ばれています。また、これら以外のものは一般廃棄物です。
○サンクンガーデン == sunken garden ==
サンクンは沈んでいる状態のことで、周囲より一段低くなった広場や庭園を指します
○散水栓(さんすいせん) == lawn faucet ==
主に外部に設置する水栓で、植栽や洗車のために設けます。
○産直住宅(さんちょくじゅうたく)
林産地の素材をその地域で製材加工し、住宅需要地へ中間の流通をカットして木造住宅の建設をする生産方式。
○サンダー仕上 == sanding ==
木材の表面を研磨して美しく仕上げるための電動工具。
○サンディング == sanding ==
サンドペーパーをかけて表面を平滑にすること。
○サンドイッチパネル == sandwich panel ==
強度が高い2枚の表面材の間に発泡材の層を挟むなど、異種材を重ね合わせることによって、使用目的に合う性能をもたらすパネル材。
○サンドブラスト == sandblast ==
圧縮空気で砂を高速で吹付けること。
○サンルーム == sun‐room ==
日光をより多く採り入れることを目的とした、屋根などをガラス張りにした部屋。
○材工共(ざいこうとも)
材料と人工を合算した合成単価を指します。
○座椅子(ざいす) == legless chair ==
和室での座姿勢を楽なものにするための、脚のない椅子。
○在来工法(ざいらいこうほう) == conventional method of construction ==
柱、梁、筋かいなど軸部材の組合せで構成される工法。最近は筋かいの代わりに構造用合板(面材)を用いることも多い。=軸組工法。
○座金(ざがね) == metal washer ==
ボルトにナットを締め付ける際に、母材にナットやボルト頭がめり込まないようにする鋼製の板。
○座金付きボルト
ホールダウン金物と土台や梁の緊結のために使うボルトの先端に座金がついたボルト。
○座屈(ざくつ) == buckling ==
細長い部材などで、縦方向に外力が加わったとき、その力がある限界を超えると折れる前に急に横方向に湾曲する現象。
○座敷(ざしき) == Tatami-room ==
平安時代末期以降、畳の敷き詰めとともに、畳敷きの部屋を言うようになりました。
○座敷飾り(ざしきかざり)
室町時代以降、主に書院造りの座敷などにおける飾りつける形式。
○座卓(ざたく) == low table ==
床座に対応して和室で使われる高さ30㎝~35㎝のテーブル。
○雑排水(ざつはいすい) == non-fecal wastewater ==
キッチン・洗面脱衣・浴室など、汚水・雨水以外の排水を総称して「雑排水」と言います。
○座面高(ざめんだか)
床から椅子の座面までの高さ。
○残響(ざんきょう) == reverberation ==
室内で発生された音が、床、壁、天井などで反射を繰り返して、音の発生が止まった後もしばらく響いている現象。
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(文:インテリア情報サイト編集部-2 / 更新日:2011.11.30)