インテリア・建築の知識が身につく専門用語を50音順に掲載しました。このページでは「た行」の「た」から始まるインテリア・建築用語を掲載しています。資格試験の勉強にお仕事やちょっとした調べ物に是非、ご活用下さい。
○ターボファン == turbofan ==
羽根の長さが比較的長く、後ろ向きに反った羽根がついており、ファンのでは最も効率がよい換気扇。
○ターマトラック == Tama track ==
電磁波で木材やコンクリート内部、断熱材内部に生息する白蟻を検知する機械。
○ターンバックル == turnbuckle ==
支持棒や支持ワイヤーロープなどの張力を調節するための器具。
○耐火建築物(たいかけんちくぶつ) == fireproof building ==
建築基準法で定められた、耐火構造で造られた耐火性能がある建築物。
○耐火構造(たいかこうぞう) == fire-resisting construction ==
壁、柱、梁、屋根など建物の主要構造部が、火災が起きてから一定の時間、倒壊したり他に延焼しない性能を持つ、建築基準法にて定められた構造。
○耐火等級(たいかとうきゅう) == construction class ==
住宅性能表示制度により、住宅の部位がどの程度火に強いかを示す等級。
○耐火被覆(たいかひふく) == fire resistive covering ==
鉄骨造の骨組みを熱から守るために、耐火・断熱性の高い材料で鉄骨を被覆すること。
○耐火ボード(たいかぼーど) == Fireproof board ==
不燃性・耐火性のある非金属で出来たボード。
○体感温度(たいかんおんど) == effective temperature ==
人体が温熱要素の統合として感じる温度のこと。
○耐久性(たいきゅうりょく) == durability ==
ある材料が外部からの物理的・化学的な影響に対して、どれだけ長く抵抗できるかを示す性能のこと。「durability」、長持ちする力。
○耐光カーテン(たいこうかーてん)
日差しによる生地の日焼けや黄ばみ、色褪せを防ぐ機能を持たせた機能カーテン。
○太鼓張り(たいこばり)
建具において力骨の両面に板や紙を張り、内部を中空にしているもの。
○太鼓襖(たいこぶすま)
襖の縁(襖縁)を設けない襖で、「坊主襖(ぼうずぶすま)」とも言います。
○退色(たいしょく) == faded colour ==
仕上材などの色が、太陽光線や化学作用などによって、彩度が低下し変化すること。
○耐震構造(たいしんこうぞう) == earthquake‐resistant construction ==
柱や梁、壁など建物を支える構造部の強度を高め、揺れに耐えるように設計された構造。
○耐震診断(たいしんしんだん) == evaluation of seismic capacity ==
既存建物の耐震性の判定を行うこと。
○耐震性能(たいしんせいのう) == earthquake performance ==
地震に対して建物が耐えられるかの安全性の度合。
○耐震等級(たいしんとうきゅう)
住宅性能表示制度および耐震診断により、建物がどの程度の地震に耐えられるかを示す等級。
○耐震ラッチ(たいしんらっち)
システムキッチンなどの吊戸棚等の扉が地震などの揺れで開かないようにする金具。
○耐水合板(たいすいごうばん) == waterproof plywood ==
合板は接着強度を保証するため、耐水性能によりJASによって、耐水性の高いものから「特類」・「1類」・「2類」・「3類」の四段階に分類されています。
○耐水石膏ボード(たいすいせっこうぼーど)
「耐水プラスターボード」 若しくは、「シージング石膏ボード」とも呼ばれ、防水処理を施した石膏ボードのこと。
○堆積岩(たいせきがん) == sedimentary rock ==
砂、粘土、火山灰、動植物の残骸が固結したもの。
○対面式キッチン
リビングやダイニングに対面して作業できるように、レイアウトされたキッチンのスタイル。
○太陽光発電システム(たいようこうはつでんしすてむ) == photovoltaic power generation system ==
屋根に設置した太陽電池パネルで太陽光を集めて電気をつくり、インバーター(交換器)で直流電流を交流電流に変換し、家庭で使える電気にするシステム。
○耐用年数(たいようねんすう) == service life ==
長く使い続けるモノの寿命のこと。材料の物理的・化学的な性質だけを表す「耐久性」よりも広い意味があり、社会的・経済的な状況を含めて将来的に利用できる長さを表す。
○耐力(たいりょく) == proof stress ==
骨組みや構造部材などが荷重や外力に対して、破壊せずに耐えられる力。
○耐力壁(たいりょくかべ) == vertical slab ==
地震、風圧による水平力や建物の自重(固定荷重)、積載荷重、積雪荷重などの鉛直力に抵抗するための構造的に重要な壁。
○耐力壁線(たいりょくへきせん)
平面を耐力壁等にて、構造的に区画する線で、品確法では下記の条件を満たした構造区画線を言う。
○タイル == tile ==
建築物の仕上材として内外の床、壁に用いる平板状の粘土焼成品。
○タイルカーペット
50㎝角などの大きさにカットされたカーペット。
○タイル割り == layout of tiling ==
タイルを割り欠くことなく、仕上げの視覚的な効果を上げるために、タイルを配置割付けること。
○高基礎(たかぎそ)
一般の基礎の立ち上がり部の天端が高い基礎。
○高窓(たかまど) == high window ==
壁面の上部に設けられ窓。
○多機能シャワー
水の量や水の出方をさまざまに変えることができるシャワー水栓。
○宅地造成(たくちぞうせい) == residential land development ==
農地・山林・原野・沼沢地などを宅地にするために、土地の形や性質を変えること。
○宅地建物取引業法(たくちたてものとりひきぎょうほう) == Building Lots and Buildings Transaction Business Law ==
消費者を保護し、不動産取引が正しく行なわれるように、さまざまな事項を定めた法律。
○宅地建物取引主任者(たくちたてものとりひきしゅにんしゃ) == registered real-estate broker ==
都道府県が行なう宅地建物取引主任者資格試験に合格し、主任者証の交付を受けた者。
○三和土(たたき) == concrete floor ==
土またはコンクリートで仕上げた土間。
○畳(たたみ) == tatami ==
「畳床(たたみとこ)」・「畳表(たたみおもて)」・「畳縁(たたみへり)」からなる、和室の床に使用する床材。
○畳寄せ(たたみよせ)
和室の壁と畳の取り合い部の床面に設ける部材。
○タッセル == tassel ==
カーテンを開けたときに、左右でまとめるための房飾り。
○建端(たっぱ)
建物の高さを表すときに使う言葉。
○建売住宅(たてうりじゅうたく) == house built for sale ==
不動産会社などが、住宅を建て土地とセットで販売する形態の住宅。
○建て方 == construction ==
木造や鉄骨造などで、現場で主要な構造材を組み立てること。
○建具金物(たてぐかなもの) == finishing hardware ==
建具に用いる金物で、丁番、旗丁番、ピポットヒンジ、ドアクローザー、ドアチェーンなどが建具金物にあたります。
○建具リスト(たてぐりすと) == fittings list ==
縮尺1/50程度で、外部建具・室内建具の姿を表した図面で、建具の名称・開閉方式・寸法・材質・取手や鍵などの付属建具金物・ガラスの厚みと種別などが記載された図面。
○縦繁障子(たてしげしょうじ)
縦方向の桟が多く組まれた障子。
○たてすべり出し窓 == Vertical projected window ==
窓の軸がスライドし、左右どちらか一方に回転するように開閉する窓。
○建前(たてまえ)
木造住宅の骨組を現場で組み立てる作業のこと。
○多灯照明(たとうしょうめい) == Multi-flash lighting ==
複数の照明を組み合わせた照明方法。
○谷木(たにぎ) == valley rafter ==
隣り合う屋根傾斜面の交わる部分(水下部)で、外壁が入隅になる部分の屋根に設ける、母屋に対して45°に取り付けられる小屋組部材。
○谷樋(たにどい) == valley gutter ==
屋根の谷に設ける、板金で作られた樋。
○多能工(たのこう) == all round skilled labor ==
生産や施工において特定の職種に限らず、各種の仕事をこなすことの出来る技能者。
○タフテッドカーペット == Tufted carpets ==
基布に刺繍のようにミシン針でパイルを刺し込む機械刺しで、パイルの抜けを防ぐために、裏面に接着材(ラテックスなど)をコーティングしパイルを裏面から固定したカーペット。
○タペストリー == tapestry ==
本来は、染織された横糸で模様を出すつづれ織の壁掛けのことですが、現在では、壁に掛ける装飾用の織物ことを指します。
○垂木(たるき) == a rafter ==
屋根の野地板を張るために、その直下にある部材で、軒桁、母屋、棟木の上に、屋根勾配なりに設置される部材。
○垂れ壁(たれかべ) == hanging partition wall ==
天井から垂れ下がった壁で、途中までしかない壁。
○撓み(たわみ) == curvature ==
荷重を受けた構造物や部材が反り曲がった形になること。
○単板ガラス
1枚のガラスで構成されたガラス。
○短期荷重(たんきかじゅう) == short-time loading ==
積雪荷重、風圧力、地震力など、比較的短時間にかかる荷重。
○タンクレス便器
洗浄のための水を貯めるタンクがない 水道直結方式タイプの便器で、「ダイレクトバルブ式便器」とも呼ばれています。
○炭酸ガス消火器(たんさんがすしょうかき) == carbon dioxide fire extinguisher ==
炭酸ガスで窒息消火させるもので、消火の後に汚れが残らないため、 電気関係などの施設で使われる消火器。
○短冊金物(たんざくかなもの)
横架材を介して上下階の管柱の緊結に使用する補強金物。
○箪笥(たんす) == chest of drawers ==
戸棚と引出しからなる箱状の木製収納家具。
○単相(たんそう) == single phase ==
電気の配電方式の一種で、単相には2線式と3線式があり、2線式は100V、3線式は100Vと200Vの電気器具が使用できます。
○単層フローリング == Solid flooring ==
構成層が1つのフローリングで、一般的には無垢材でつくられたものを言います。
○炭素繊維(たんそせんい) == a carbon fiber ==
カーボンファイバーとも言い、炭素を主成分とする繊維。
○ダークトーン == Dark Tone ==
暗い色調。それぞれの色みに黒が多く混ざったような色合のこと。
○大工(だいく) == carpenter ==
木工事に携わる職方全般を指し、木造の建物では、地縄・縄張りから木部外構まで、最も長い期間工事に関わっています。
○大黒柱(だいこくばしら) == central pillar ==
民家のほぼ中央部に立つ太い柱。
○ダイニングチェア
主に食事用に使われる背もたれのある椅子。
○ダイニングテーブル == dining table ==
食事の際に使用するテーブル。
○ダイノックシート
木や石などの素材に近づけた硬質塩ビタックシートで、粘着剤付きの印刷化粧フィルム。
○台持ち継ぎ(だいもちつぎ)
両部材の木口を互いに斜め方向に加工し組み合わせる継手。
○ダイヤフラム == diaphragm ==
鉄骨造の柱と梁の剛接合部の応力伝達を補い、仕口の剛性を高めるために設ける鋼板。
○ダイヤモンドカッター == diamond‐cutter ==
刃先に人工ダイヤモンドを埋め込んだカッター。
○ダイライト
火山性ガラス質複層板で、大建工業の構造面材の商品名です。
○台輪(だいわ) == architrave ==
戸棚やタンスなどの箱物家具の構成部材の一種。床に直に接する部分にあって、家具を支える枠組の台木。下部の汚れを防ぎ、最下部の扉や引出しの開閉を容易にするほか、床と下台との間に空間を作り、地板などの狂いを防ぐ役割も果たします。
○大理石(だいりせき) == marble ==
変成岩の一種で、大理石の名称は、中国雲南省の大理県で産出することにちなんでいます。日本でも産出されますが、建築材料としてはほとんどが、イタリア、スペイン、ギリシャ、フィリピンなどから輸入されています。
○第一種低層住居専用地域(だいいっしゅていそうじゅうきょせんようちいき)
== category Ⅰ exclusive low building residential zone ==
都市計画法で定められた用途地域のひとつで、2~3階建て以下の低層住宅のための良好な住環境を保護するための住居系の地域。
○第一種中高層住居専用地域(だいいっしゅちゅうこうそうじゅうきょせんようちいき)
== category Ⅰ exclusive high and medium building residential zone ==
都市計画法で定められた用途地域のひとつ。中高層住宅のための良好な住環境を保護するための住居系の地域。
○第一種住居地域(だいいっしゅじゅうきょちいき) == category Ⅰ residential area ==
都市計画法で定められた用途地域のひとつ。大規模な店舗やオフィスビルなどの建築を制限する住居系の地域。
○第二種低層住居専用地域(だいにしゅていそうじゅうきょせんようちいき)
== category II exclusive low building residential zone ==
都市計画法で定められた用途地域のひとつ。主に低層住宅のための良好な住環境を保護するための住居系の地域。
○第二種中高層住居専用地域(だいにしゅちゅうこうそうせんようちいき)
== category II exclusive high and medium building residential zone ==
都市計画法で定められた用途地域のひとつ。主に中高層住宅のための良好な住環境を保護するための住居系の地域。
○第二種住居地域(だいにしゅじゅうきょちいき) == category II residential area ==
都市計画法で定められた用途地域のひとつ。住居系の地域だが、大規模な飲食店、店舗、事務所などの建築も可能。
○ダウンウォール
目の高さまで引っ張って降ろせるキッチンの吊戸棚。
○ダウンライト == downlight ==
天井に埋め込まれた小型の照明器具。
○ダクト == duct ==
空調、換気設備として、空気を所定の場所に送る管路。風道とも言います。
○ダブルシェード
ローマンシェードの一種で、プレーンシェードを2つ重ねたのがこのダブルシェードです。
○ダブルシンク
キッチンに大小2つのシンクがあること。
○ダブルベッド == double bed ==
ベッドのサイズの一種。 2人用のベッドで、幅約140~160㎝、長さ200~210㎝が一般的なダブルベッドのサイズです。
○ダムウェーター == dumbwaiter ==
直訳すれば無口な使用人となりますが、建築用語では食品など物品を運ぶための小型エレベーターのことで、床面積1㎡以下で、高さ1.2m以下のエレベーターを言います。
○駄目工事(だめこうじ) == punch list work ==
工事がほぼ終わった段階で、手直しの必要があると指摘された部分について、手を加えて改善する工事のこと。
○団子貼り工法(だんごばりこうほう)
積上げ貼り工法とも言い、湿式工法での壁タイルを貼る施工方法です。
○暖色(だんしょく) == warm color ==
色相環上で赤からオレンジ、黄色までの色を指します。
○弾性(だんせい) == elasticity ==
外力の作用を受けたときに生じる物体の変形が、外力を除荷したとき完全に元の状態に戻る性質のこと。
○緞通(だんつう)
厚手の織物類でカーペットの一種。床敷用、装飾用として一般に手織りのものをいう。
○断熱材(だんねつざい) == heat insulator ==
熱の伝わりを防ぐために用いられる材料。
○断熱ドア(だんねつどあ) == Insulated door ==
次世代省エネルギー基準 若しくは、新省エネルギー基準の開口部の断熱性能基準に適合したドア。
○段鼻タイル(だんばなたいる) == Nosing tiles ==
階段タイルともいい、階段先端の踏面に使われる役物のタイル。
○暖房負荷(だんぼうふか) == heating load ==
暖房に必要な供給熱量のことで、木造戸建住宅などでは100kcal/㎡・h程度が必要です。
○断面図(だんめんず) == cross-section view ==
建物を縦に切った所を表した図面。
○暖炉(だんろ == fireplace ==
火をたいて部屋の中を暖める装置。
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(文:インテリア情報サイト編集部-2 / 更新日:2011.12.05)