インテリア・建築の知識が身につく専門用語を50音順に掲載しました。このページでは「か行」の「け」から始まるインテリア・建築用語を掲載しています。資格試験の勉強にお仕事やちょっとした調べ物に是非、ご活用下さい。
○蹴上げ(けあげ) == riser ==
階段の一段の高さ。
○計画換気(けいかくかんき)
常時、空気の出入り口を明確にして、必要な量の新鮮空気を取り入れ、汚れた空気を排出する計画された換気。
○蛍光灯(けいこうとう) == fluorescent light ==
ガラス管の内側に塗られた蛍光体が、管内で発生した紫外線によって発生するランプ。
○経済設計(けいざいせっけい) == economical design ==
建築コストを考えながら、余分な費用をかけない設計手法。
○形状記憶合金(けいじょうきおくごうきん) == shape memory alloy ==
環境変化に対応できるインテリジェント材料のひとつで、温度の変化によって変形させても、一定の温度以上に加熱すると元の形に戻る性質をもっている合金。
○珪藻土(けいそうど) == diatomaceous earth ==
土壁の一種で、植物の藻が化石化した土で、主に壁材として使われます。
○系統図(けいとうず) == system diagram ==
電灯、電話、電力、給排水などの配線・配管などの系統を、建物の平面図や断面図に表した図面。
○経年変化(けいねんへんか) == change over the years ==
長い年月の間に、自然劣化も含め腐食や摩耗、物理的な性質の変化などで、性能や機能が低下すること。
○警報設備(けいほうせつび) == warning apparatus ==
消防法により火災などを通報するため、建物内などに設けなければならない感知・警報・通報の設備を総称して警報設備と言う。
○契約図面(けいやくずめん) == contract plan ==
工事請負契約に添付する図面。
○軽量気泡コンクリート(ALC) == autoclaved lightweight concrete ==
発泡剤で多孔質化したコンクリート。ALC(Autoclaved Light weight Concrete)とも呼ばれています。板状にしたものはALC板 若しくは ALCパネルと言います。
○軽量コンクリート == lightweight concrete ==
人工軽量骨材を使用し、比重を通常の2.3よりも軽くしたコンクリート。
一般的には、1.8~2.0の間の比重が多い。
○軽量鉄骨(けいりょうてっこつ) == light gauge steel ==
肉厚4.5mm程度までの薄い鉄骨で、「軽量形鋼」とも呼ばれています。また それらの部材で造られた鉄骨構造物のことを指します。
○軽量モルタル == Lightweight mortar ==
砂に代えて、スチレン粒やパーライト、バーミキュライトなどの軽量骨材を使用したモルタル。
○軽量床衝撃音(けいりょうゆかしょうげきおん) == light-weight impact sound ==
床衝撃音のひとつで、スプーンなどを床に落として「コツン」といったり、スリッパで歩いて「パタパタ」するように、比較的軽めで高音域の音。
○ケーシング
窓やドアの額縁のこと。
○ケーシング枠
既製品の室内ドアの枠や窓の額縁で、固定枠より奥行きが少なく溝を突いた部材とケーシング部材(調整材)の組み合わせで仕上るもの。
また、その納め方を「ケーシング枠納まり」と言う。
○ケースハンドル
使わない時には扉の表面から突き出ないように、掘り込んだケースに引手を畳んで納めることができる引手金物。
○ケースメント == casement ==
レースより太い糸で織られたカーテン地。
○ケースロック
ケースの中に、デッドボルト(かんぬき)とラッチボルト(空締めボルト)、開閉機構を一緒に収めた錠前。
○蹴込み(けこみ) == riser ==
階段の踏板先端の垂直ラインから下段の踏板と蹴込み板の取合部分までの間の踏板の入り込んだ部分。
○蹴込み板(けこみいた) == riser ==
階段の蹴込み部分に取り付ける板。
○蹴込み床(けこみゆか)
床の間の形式で、畳敷き(薄縁)の代わりに板敷きにした板床で、床框を省き床板の小口を表して、蹴込み板をはめこんだ形式の床の間。
○化粧合板(けしょうごうばん) == dressing plywood ==
基材の合板の表面に塗装や突板を貼り付けるなど、表面処理を施した合板のことを言います。
○化粧スレート葺き(けしょうすれーとぶき)
セメントと人工繊維や天然繊維を使用して造られた、平状の屋根葺き材を使って葺いた屋根。
○化粧野地(けしょうのじ)
木造の軒裏に軒天を設けず、きれいに仕上げた野地板を張ったもの。
○化粧貼り構造用集成材(けしょうばりこうぞうようしゅうせいざい)
構造耐力を目的とし、集成材の表面に薄い化粧板を貼り付けた集成材。
○桁(けた) == girder ==
在来軸組み工法で、柱・壁などの上にある横架材の総称。
○結露(けつろ) == condensation ==
壁、床、天井 あるいはサッシ、配管などの表面 又はそれらの内部の温度が周辺の空気の露点温度以下になると、空気中の水蒸気が液体となる現象。
○ケミカルアンカー == chemical anchor ==
アンカーボルトや鉄筋の施工忘れが起こった場合に、コンクリート硬化後、ドリルで孔をあけ、接着剤でコンクリートとつなげるアンカーボルトのこと。
○煙感知器(けむりかんちき) == smoke detector ==
火災感知器のひとつで、火災の発生を煙によって自動的に感知する機器。
煙感(けむかん)と略して呼ばれています。
○欅(ケヤキ) == Japanese zelkova ==
広葉樹の一種。
欅(ケヤキ)は木目が美しく、堅く弾性に富んでだ高価木材。
○けらば == verge ==
切妻屋根の妻側(棟の両端部)の端部。
○間(けん)
昔からある寸法の単位。
一間は6尺で1.82mの事。
○検査済証(けんさずみしょ)
完了検査の後、敷地・構造・建築設備に関する法令に建築物が適合している場合に建築主事等が交付する証明書のこと。
○建設業法(けんせつぎょうほう) == Construction Contractors Law ==
建設業を営むものの登録、建設工事の請負契約の規定、技術者の設置を実施することにより、建設工事の適正な施工の確保と建設業の健全な発展を図ることを目的とする法律。
○間知石(けんちいし)
石材に一定の加工を加えた規格石材で、形は頂部を欠いた四角すい体で底部(面)は1辺約30㎝の正方形です。石垣用や土留め用の石材として用いられています。
○建築(けんちく) == architecture ==
建築物を新築、増築、改築すること、及びその建物を言う。
○建築確認申請(けんちくかくにんしんせい) == building certification application ==
建物の建築計画が、敷地、構造および建築設備に関する法令に適合することを、建築主事、指定確認検査機関に申請し、確認してもらう制度。
ほぼ全ての建築物に建築確認申請が必要です。
○建築確認番号(けんちくかくにんばんごう)
建築確認が取れていることを示すもの。
○建築基準法(けんちくきじゅんほう) == the Building Standards Act ==
建物の敷地、構造、設備、用途に関する最低限の基準を定めた法律。
建物を造る上で、最低限の守らなければならない基準です。
○建築協定(けんちくきょうてい) == building agreement ==
ある地域を改善、または発展させるために、その地域の建築物の位置、規模、構造、用途などの基準を条例に基づき、地域住民と行政とで取り決めた基準。
○建築工事届け(けんちくこうじとどけ)
建築物を造るときに提出を義務つけられているもので、建築主が都道府県知事宛てに提出する届け。
○建築士(けんちくし) == qualified architect ==
建築士法に定められた資格をもって、建物の設計・工事監理を行う建築の専門家です。
○建築士法(けんちくしほう)
建築物の設計、工事監理等を行う技術者の資格を定めて、業務の適正化をはかり、建築物の質の向上に寄与する事を目的とした法律。
○建築条件付き宅地(けんちくじょうけんつきたくち)
土地を購入する時、指定の業者と建築(新築)の工事請負契約を交わすことを条件としている宅地(土地)。
○建築面積(けんちくめんせき) == building area ==
建物の外壁、又は柱の中心線で囲まれた部分の水平投影面積。
○倹飩式(ケンドン式)
箱などの戸や蓋を嵌め込む方式で、上下に溝をつけ、戸や蓋を上げ落としに建て込む方式。
○建蔽率(けんぺいりつ) == building‐to‐land ratio ==
敷地面積に対する建築面積の割合。用途地域によって上限が定められている。
○ゲートレッグテーブル
拡張させる板を支える脚を、門を閉じるように動かし、天板をたたんでコンパクトにできる仕組みのテーブルで、エクステンションテーブルの一種です。
○月桃紙(げっとうし)
月桃という植物の葉でつくられた紙で、芳香があり防虫・防菌作用を持ち、壁紙や障子紙、襖紙に使用されています。
○下屋(げや) == small attached annex ==
メインの屋根より一段下げた位置に取り付けられた片流屋根、またはその下にある空間。
○玄関収納(げんかんしゅうのう)
玄関に取り付けられた収納スペースのことで、靴や傘などを収納します。
○源氏襖(げんじぶすま)
明かりを取るために障子が組み込まれた襖。
○原寸図(げんすんず) == full‐scale drawing ==
縮尺1/1になる、実物大の寸法で描かれた図面。
現寸図とも書かれます。
○現場審査(げんばしんさ)
フラット35(旧住宅金融公庫)を使用した場合に、役所若しくは認定機関の担当者がフラット35の基準に適合して施工しているか、現場にて適合性を審査すること。
○減法混色(げんぽうこんしょく) == subtractive mixture colors ==
絵具などの色料は、混色するほど暗くなり鮮やかさも失われていきます。光が減算されることによる名称。
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(文:インテリア情報サイト編集部-2 / 更新日:2011.11.28)