インテリア・建築の知識が身につく専門用語を50音順に掲載しました。このページでは「た行」の「つ」から始まるインテリア・建築用語を掲載しています。資格試験の勉強にお仕事やちょっとした調べ物に是非、ご活用下さい。
○追加工事(ついかこうじ) == additional work ==
工事請負契約による工事以外の工事を工事中、または工事完了後に発注者が出す工事。
○ツインベッド == twin bed ==
一対のベッドのことで、一般にシングルベッドを2つ並列した配置形式を指します。
○通気管(つうきかん) == ventilation duct ==
重力式排水方式の排水設備において、排水によって引き起こされる排水管内の気圧変動をなくし、排水を円滑に行わせるために必要とする配管で、排水管と外気を連結した配管。
○通気シート(つうきしーと)
外壁下地に張るシートで、壁体内の湿気は外部側に通すが、外部側の湿気や水は通さないシート。
○通気層(つうきそう) == aerated zone ==
断熱材の外側と外壁材の間に、空気が通り抜けられるように設けた空間。
○通気止め(つうきどめ)
気密住宅等において、壁体内の空気の流れを抑えるための部材。
○通風(つうふう) == ventilation ==
人が感じられる程度に室内を空気が通って行くこと。
○束(つか) == strut ==
木造在来軸組み工法などで、母屋や大引を支える垂直部材。
○束石ブロック(つかいしぶろっく)
床束を受けるための部材。
○突板(つきいた) == Wood veneer ==
天然木を薄くスライスしたもので、厚さによって、薄突き(0.18mm~0.40mm)と厚突き(0.50mm~1.00mm)に分類されます。
○突付け(つきつけ) == toe to heel lay out of turnouts ==
木工事において二つの材をホゾなどの仕口を設けず、単に二つの材木を突合わせて、釘や接着剤などで接合する方法。
○継手(つぎて) == coupler ==
2つの部材を材軸方向に接合するときの継ぎ方。
○蹲踞(つくばい) == stone wash basin found in Japanese gardens ==
日本庭園の添景物の一つで露地(茶庭)に設置される。茶室に入る前に、手を清めるために置かれた背の低い手水鉢に役石をおいて趣を加えたもの。
○付送り(つけおくり)
左官工事で、下地のへこんだ所を塗って手直しすること。
○付鴨居(つけがもい)
和室の開口部が無い壁に、開口部の鴨居と同じ高さに設ける横木。
○付書院(つけしょいん)
書院の一種で、床の間脇の縁側に張り出した棚(机)で、下を地袋などとし前に明かり障子を立てたもの。
○付け柱(つけばしら) == corner post ==
大壁納まりを真壁納まりに見せるために、構造的には関係なく取り付ける化粧材の造作柱(造作材)。
○土壁(つちかべ) == mud wall ==
和風建築の伝統的な壁のひとつで、土を使用してつくられる左官仕上げの壁の総称です。また、「京壁」とも言われ、数奇屋造りや茶室の壁に用いられています。
○繋ぎ梁(つなぎばり) == tie beam ==
独立基礎を連結し、柱脚の回転や不同沈下を防ぐために設ける梁。木造小屋組を固めるために、小屋梁間に渡す横木。
○壷掘り(つぼぼり) == test excavation ==
独立基礎などで、基礎ごとに必要な寸法だけをに掘る根切りのこと。
○角柄(つのがら)
和風造作材の仕口の一種で、窓・入り口などの建具の開口部枠の隅で、一方の材の端が見えがかりで突き出ている部分。
○坪(つぼ) == unit of land measurement ==
面積を表す単位。1間×1間(3.3㎡)
○坪単価(つぼたんか) == price per unit of area ==
床面積1坪当たりの工事費のことで、延べ床面積を坪単位に換算し、建物の本体価格を坪数で割ったもの。(1坪=3.3㎡)但し、住宅メーカーや建築会社によっては、施工床面積の坪数で割って坪単価表示しているところもあります。
○坪庭(つぼにわ) == spot garden ==
敷地内の建物と建物の間や、建物と塀の間にできる狭い空間に造られる小さな庭の総称。
○妻換気(つまかんき)
外壁の妻側の上部(三角形になっている部分)に換気口を取り付け小屋裏にこもった熱気や湿気を排出する小屋裏換気システムの一種。
○妻側(つまがわ) == Gable ==
妻(つま)とは、そで・わき・端などの側面のことをいい、建物の棟に直角に接する側面を指します。
○面(つら) == face ==
物の表面のこと。家具の面と言う場合は、家具の全面を示します。
○吊木(つりぎ)
棚や天井などを、上方から吊り支えるための細長い木材。
○吊束(つりずか) == pendant post ==
鴨居の長さが1.8m以上になる和風の造作材(補強材も兼ねる)で、鴨居の垂れ下がりを防ぐために、鴨居の中ほどに鴨居を吊り上げている束。
○吊り戸(つりと) == top-railed sliding door ==
上枠から戸をつり下げ、横に引いて開閉する形式の戸。ハンガードアとも呼ばれています。
○釣床(つりどこ)
床の間の形式で、壁床とも言い、柱芯より45㎝ほど前方に天井から吊束を下げ、これに落し掛けを取り付け、小壁を設けた形式の簡易床の間です。
○吊りボルト(つりぼると) == hanging bolt ==
配管やダクト、空調機などの機器の吊下げや、軽量鉄骨天井下地(LGS)などを吊るすために用いるボルト。
○吊元(つりもと)
開き戸の回転軸側。丁番を取り付けている側。
○ツーバイフォー工法 == wood frame construction ==
2インチ×4インチを中心とする規格材を基本で組んだ枠組に、構造用合板などを打ち付けた床面、壁面、天井面で荷重を支える工法。=枠組壁工法。
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(文:インテリア情報サイト編集部-2 / 更新日:2011.12.07)