台湾パビリオン「Fresh TAIWAN」が東京デザイン製品展で世界初お目見え
厳選した台湾クリエイティブブランド一挙公開
2012年7月4日(月)~7月6日(水)の期間、東京ビッグサイトで開催された第3回東京デザイン製品展 — DESIGN TOKYO。台湾パビリオンでは台湾デザインセンター厳選の8社による「Fresh TAIWAN-see the difference」をテーマにした出展が行われました。
出展した8社は、芸拓国際、唷吼設計(urban prefer)、葛洛設計(global state)、両個八月(biaugust deco)、吉而好(cheerful)、環原設計(yuan design)、桔禾設計(lucky rice)、及び禾浩室内装飾設計(finding cheska)。
出展品の中には、日常生活の小物、例えば食器や什器、家庭装飾品、家庭用品等があり、これまでの型から脱却して、前衛的な思考でデザインし、さまざまなクラフト技術を応用することで、暮らしのエッセンスになるデザイン商品に進化させました。
先進的な芸術品と高いデザイン品質の家庭装飾品は、台湾デザインが高い生活品質水準を追求していることを表しています。
唷吼設計(urban prefer)の製品はユーザーエクスペリエンス(User Experience)のデザイン理論に基づき、手に優しく馴染む実用なステーショナリー雑貨を作り出しました。
環原設計(yuan design)はアジア地域では馴染み深い「お箸」を台湾の専門的箸の製造方法及び精確なクラフト技術によって、「原著Yuan ChopstiX」シリーズを開発しました。マイ箸が習慣化とされつつある現在、文化や環境保護そしてデザイン性への追求が満たされるハイ・クォリティーの生活を約束します。
葛洛伯時有限公司(global state)は、ヨーロッパ各国で好評を得ているホームアクセサリー「Zuny」シリーズを出展しました。バリエーション豊富でかわいい動物をモチーフにしたブックエンドやドアストッパーや文鎮を多数出展しました。
桔禾創意のブランド「lucky rice」が出展の開薪楽園(Lucky Bank)。台湾の伝統的な貯金箱のイメージを一新して、新しいアイディアを融合させ、普通の貯金箱のイメージからモダンな生活を彩る面白みのある小物に変えました。
台湾で古い歴史を有す陶磁器技術を基礎にした禾浩室内装飾設計(Finding Cheska)は、全く新しい台湾陶磁器のスタイルを作り上げました。純真な遊び心と好奇心を垣間見るユニークなデザインは、欧米の博物館やギャラリーが競うようにコレクションに加えています。
芸拓国際のブランド「TALES神話言」の「桃源行シリーズ(Getaway)」は、古代の詩人が描写した美しい詩の世界を食卓用品に転用させて、陶磁器と文学が結びついた幻想的な世界を作り上げました。
吉而好(cheerful)のブランドPoodehiiは、簡潔で無駄がないスタイルで台湾の伝統生活にみる文化の奥深さを表していて、そのステーショナリーギフト用品は欧米市場で好評を博しています。
昨年Hermes社にも気に入られて、ショーウインドウ・デザインに携わった両個八月(biaugust deco)は、主に動物をモチーフにした椅子シリーズを出展します。精巧な技術及び遊び心に富んだデザインによって、ファニチャーにファッション性をもたせることに成功したほか、吹き込まれた生命力のしたたかさも見所です。
<台湾のクリエイティブ情報ポータルサイトー台湾文化創意産業国際開拓ネット>
http://ccimarketing.org.tw/
(文:インテリア情報サイト編集部-1 / 更新日:2012.07.15)