サントリー美術館
「森と湖の国 フィンランド・デザイン」展 開催
フィンランドのガラスや陶磁器、家具の数々は、機能性を重視しつつ、美しさも兼ね備えています。
なかでも“timeless design product(時代を超えた製品)”をコンセプトに作られてきた生活用品は、私たちの暮らしに洗練されたデザイン性をもたらし、まさに「生活の中の美」といえるでしょう。
20世紀前半から台頭したフィンランドのデザインは、アルヴァル&アイノ・アールト夫妻、カイ・フランク、タピオ・ヴィルッカラ、ティモ・サルパネヴァら優れたデザイナーを輩出し、特に1950年代からは国際的な評価を得て、現在に至ります。彼らを取り巻く美しい自然と風土は、時に創作のインスピレーションとなり、作品や製品の色となり形となって溶け込んでいきました。フィンランドを代表するガラスメーカー「イッタラ」が“Lasting design against throwawayism(使い捨て主義に反する永遠のデザイン)”というメッセージを掲げ、現在も生産を続けているように、その姿勢は常に地球にやさしく、自然とともにあり続けています。
本展は、こうしたフィンランド・デザインの魅力を、18世紀後半から現代に至るガラス作品を中心にご紹介します。
森と湖の国のデザインが繰り広げる世界を、クリスマスの到来とともにお楽しみください。
①タピオ・ヴィルッカラ≪カンタレッリ(アンズタケ) 3280≫1947年 イッタラ社製 個人蔵
②オイヴァ・トイッカ ≪オアシス≫1988年 ヌータヤルヴィ社製 フィンランド国立ガラス美術館蔵
③アルヴァル・アールト ≪アールトの花瓶 9750≫1937年 カルフラ社製 個人蔵
④カイ・フランク ≪ヤマシギ KF224≫ 1953年 ヌータヤルヴィ社製 フィンランド国立ガラス美術館蔵
⑤ティモ・サルパネヴァ≪「i」ガラス i-103/i-401/i-104/i-102≫ 1956年 イッタラ社製 フィンランド国立ガラス美術館蔵
⑥グンネル・ニューマン≪ファセット I、T/76、1958: 6838≫ 1941年 リーヒマキ社製 フィンランド国立ガラス美術館蔵
⑦アイモ・オッコリン≪睡蓮≫ 1960年 リーヒマキ社製 フィンランド国立ガラス美術館蔵
撮影はすべてティモ・シルヤネン
※画像の無断転載を禁止します。
【「森と湖の国 フィンランド・デザイン」展 開催概要】
▼会期 : 2012年11月21日(水)~2013年1月20日(日)
▼主催 : サントリー美術館、朝日新聞社
▼特別協賛 : イッタラ、スキャンデックス、フィンエアー(フィンランド航空)
▼協賛 : 三井不動産、エプソン販売、石塚硝子、サントリーホールディングス
▼後援 : フィンランド大使館、フィンランドセンター、日本硝子製品工業会、日本ガラス工芸学会
▼特別協力 : フィンランド国立ガラス美術館
▼会場 : サントリー美術館
港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン ガレリア3階
<最寄り駅> 都営地下鉄大江戸線六本木駅出口8より直結
東京メトロ日比谷線六本木駅より地下通路にて直結
東京メトロ千代田線乃木坂駅出口3より徒歩約3分
▼巡回先 : 大阪市立東洋陶磁美術館 2013年4月20日(土)~7月28日(日)
北海道立近代美術館 2013年10月1日(火)~11月24日(日)
【基本情報】
▼開館時間 : 10時~18時
※金・土、および2012年12月23日(日)、2013年1月13日(日)は20時まで開館
※2012年12月28日(金)、29日(土)は年末のため18時で閉館
※いずれも入館は閉館の30分前まで
※shop×cafeは無休(ただし、2012年12月30日~2013年1月1日は休み)
※開館情報は今後の状況により変更する場合があります。
最新情報は当館ホームページをご覧ください。
▼休館日 : 毎週火曜日、年末年始(2012年12月30日(日)~2013年1月1日(火))
▼入館料 : 一般1,300円、大学・高校生1,000円、中学生以下無料
※20名様以上の団体は100円割引
▼割引 :
■HP割:ホームページ限定割引券提示で100円割引
■携帯割:携帯サイトの割引券画面提示で100円割引
■あとろ割:国立新美術館、森美術館の企画展チケット提示で100円割引
※割引の併用はできません
▼点茶席(薄茶と季節のお菓子)
限定50名 1,000円(別途要入館料) 6階茶室「玄鳥庵」にて
日時: 2012年12月6日(木)、20日(木)、2013年1月3日(木)、17日(木)
11時30分~17時30分(受付は17時まで)13時、14時、15時には点前がございます。
※定員を超えた時点で終了させていただく場合がございます。何卒ご了承ください。
▼一般お問い合わせ:03-3479-8600
▼ホームページ:http://suntory.jp/SMA/
(文:制作 PR-N_PR制作部-3 / 更新日:2012.12.01)