カリフォルニア・デザイン 1930-1965 -モダン・リヴィングの起源-

カリフォルニア・デザイン 1930-1965 -モダン・リヴィングの起源-㊧バフ・ストラウブ&ヘンスマン社〈マーマン邸 レクリエーション・パヴィリオン(アーケーディア)〉1958年
 写真:ジュリアス・シュルマン 1959年ゲッティ・リサーチ・インスティテュート蔵
 The Getty Research Institute, Los Angeles ©J.Paul Getty Trust. Used with permission.
 Julius Shulman Photography Archive. Resarch Library at the Getty Research Institute (2004.R.10)
㊨カルロス・ディニーズ 《モナーク・ベイ・ホームズ ラグナ・ニゲル》 1961年 ロサンゼルス・カウンティ美術館蔵
 LACMA, Gift of Gilbert Ortiz and Edward Cella Art + Architecture ©Carlos Diniz Archive.
 Photo ©Museum Associates/LACMA

 

カリフォルニア・デザイン 1930-1965 -モダン・リヴィングの起源- 開催


「カリフォルニア・デザイン 1930-1965 -モダン・リヴィングの起源-」展は、カリフォルニアにおける「ミッドセンチュリー・モダン」デザインをテーマにした大規模な展覧会です。
20世紀初頭から多くの移民を受け入れてきたカリフォルニアは、第二次世界大戦後、世界一の経済力を誇る大国アメリカの大衆文化の中心として飛躍的な発展を遂げました。急激な人口の増加によって、建築や生活空間のデザインの需要が生じたカリフォルニアでは、戦争に際して開発された新技術・新素材を有効活用した、大胆かつ実験的な独自のデザイン活動が展開されました。
カリフォルニアの温暖な気候や楽観主義的な風土、そしてアジア、メキシコに近いという立地から、開放性や鮮烈な色彩を特徴とする気楽で快適な「グッド・ライフ」デザインの典型が誕生したのです。やがてそれはアメリカ国内のみならず、ハリウッド映画などメディアを通して世界中に伝えられ、強い影響力を及ぼすに至ったのです。
本展では、20世紀デザイン史において重要な役割を果たしたにもかかわらず、これまで十分に紹介されてこなかった「カリフォルニア・モダン」の全貌を、家具やファッション、陶芸、グラフィック、建築写真、映像など約250点の作品を通して検証します。

 

カリフォルニア・デザイン 1930-1965 -モダン・リヴィングの起源-チャールズ&レイ・イームズ ハーマンミラー社 《ESU(イームズ・ストレージ・ユニット)》 1949年頃
 ロ
サンゼルス・カウンティ美術館蔵
 LACMA, Gift of Mr.Sid Avery and Mr.James Corcoran ©2011 Eames Office LLC(eamesoffice.com) ©Herman Miller, Inc.
 Photo ©2011 Museum Associates/LACMA
㊥マーガレット・デ・パッタ デザインズ・コンテンポラリー社〈ピン〉1946-57年頃 ロサンゼルス・カウンティ美術館蔵
 LACMA, Decorative Arts and Design Acquisition and Deaccession Funds ©Margaret De Patta Estate. courtesy Martha Bielawski.
 Photo ©2011 Museum Associates/LACMA
㊨ポール・ラースロー テキスタイル《ポール・ラースロー・ヨーロッパ・グループ》1954年頃
 ロサンゼルス・カウンティ美術館蔵
 LACMA, Gift of Peter and Shannon Loughrey ©Paul Lászlo Estate/ADAGP, Paris/Artists Rights Society (ARS), New York.

カリフォルニア・デザイン 1930-1965 -モダン・リヴィングの起源-㊧リチャード・ノイトラ〈カウフマン邸(パームスプリングス)〉1946年
 写真:ジュリアス・シュルマン 1947年ゲッティ・リサーチ・インスティテュート蔵
 The Getty Research Institute, Los Angeles ©J.Paul Getty Trust. Used with permission.
 Julius Shulman Photography Archive. Resarch Library at the Getty Research Institute (2004.R.10)
㊨チャールズ&レイ・イームズ エヴァンス・プロダクツ社成型合板部門〈象〉
 1945年 イームズ・コレクションLLC蔵
 Eames Collection, LLC ©The Eames Foundation. Courtesy Eames Office LLC (eamesoffice.com)

 

[開催概要]
会期:2013年3月20日(水・祝)~ 6月3日(月)
   毎週火曜日休館 ※ただし4月30日(火)は開館
開館時間:10:00~18:00 金曜日は20:00まで
   ※3月23日(土)は「六本木アートナイト2013」開催にともない22:00まで開館
   ※入場は閉館の30分前まで。
会場:国立新美術館 企画展示室1E
   〒106-8558 東京都港区六本木7-22-2
主催:国立新美術館、ロサンゼルス・カウンティ美術館
協力:日本航空、日本貨物航空株式会社
観覧料:
 当日券:1,000円(一般)、500円(大学生)
 前売券:800円(一般)、300円(大学生)
 団体券:800円(一般)、300円(大学生)
 ・高校生、18歳未満の方および障害者手帳をご持参の方(付添の方1名を含む)は無料
 ・3月23日(土)は「六本木アートナイト2013」開催にともない入場無料
 ・5月18日(土)は国際博物館の日につき、入場無料
 ・団体券は国立新美術館のみで販売(団体料金の適用は20名以上)
 ・会期中に当館で開催中の他の企画展および公募展のチケット、またはサントリー美術館、森美術館(六本木アート・トライアングル)で開催中の展覧会チケット(半券可)を提示された方は、団体料金が適用されます。

http://www.nact.jp/

(文:制作 PR-N_PR制作部-3  /  更新日:2013.02.13)

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