東京都庭園美術館 「建物公開2021 艶めくアール・デコの色彩」展 開催

 

 


東京都庭園美術館
「建物公開2021 艶めくアール・デコの色彩」展 開催

2021年4月24日(土)~6月13日(日)

 

 

東京都庭園美術館では、2021年4月24日(土)~6月13日(日)の会期で「艶めくアール・デコの色彩」展を開催いたします。

 

東京都庭園美術館は6月1日(火)より再開いたします。ただし、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、6月1日(火)から6月20日(日)まで、「建物公開2021 艶めくアール・デコの色彩」展および庭園へのご入館に際し、日時指定の事前予約制を導入いたします。この期間は事前に予約チケットをご購入のうえご来館ください。

↓ ↓

https://www.teien-art-museum.ne.jp/

 

本展は、1933年に竣工した旧朝香宮邸(現・東京都庭園美術館本館)の建築としての魅力を存分にご堪能いただくため、年に一度開催している建物公開展です。これまで当館では、建物の歴史や室内装飾、建築素材や各部のディティールなど、異なったテーマを毎年設けつつ、多様な角度から建物公開展に取り組んでまいりました。本年、2021年は室内空間を演出する要素の一つである「色」を切り口に、アール・デコの色彩にスポットを当てます。

「艶めくアール・デコの色彩」展
https://www.teien-art-museum.ne.jp/exhibition/210424_0613_TheLustrousColorsofArtDeco.html

 

華やぎの彩り、やわらかな光が差し込む邸宅―――

フランス滞在中、その様式美に魅せられた朝香宮夫妻は、帰国後自邸の建設に当たりアール・デコの精華を積極的に取り入れました。当時の最先端かつ最高級の素材や技法を用いて建てられた朝香宮邸には、漆喰天井の白色、漆が塗られた柱の黒色、建具に用いられたメタリックカラー、木材や石材の天然色、多彩なガラスが放つ透明感、そして窓辺から望む庭園の豊かな緑・・・華やぎと落ち着きを兼ね揃えたさまざまな色彩が存在し、約90年の時を経てもなお人々を魅了し続けています。

旧朝香宮邸における色彩に改めて注目し、これまで培った調査研究の成果を公開するとともに、建物公開展では恒例となる邸宅空間の再現展示を行い、往時の趣を呼び起こします。また、新館ではアール・デコ期の絵画や書籍等を展示し、その色彩の特長を展観します。
 


東京都庭園美術館本館 大食堂
 


■ 光が差し込む“アール・デコの館”
家具調度を室内に誂え、普段は作品保護を目的に閉じられている窓のカーテンを開け放ちます。外の庭園を望みながら、やわらかな自然の光を感じる邸宅空間でゆっくりとした時間を過ごしていただきたいと思います。展覧会会期となる春から初夏にかけては、桜が終わり、新緑が美しい季節が到来します。気候も良いこの時期に緑に囲まれた美術館にお越しいただき、芸術を、建築を、自然を、どうぞ満喫してください。
 

■ テーブルセッティングをはじめとした情景再現
本展では、テーブルセッティングの展示を行います。その他、宮邸時代を偲ばせる情景再現から、往時のシーンに想いを巡らせることができます。その目で見る光景、細部からこだわりと熱意が伝わる造り、時の流れや歴史を感じる空気感、古い建物の香り。旧朝香宮邸の空間全体を楽しめるのは建物公開展ならではのひとときです。
 

■アール・デコ期の作品が並ぶ庭美コレクション
本展は、展示作品の大半を当館の所蔵作品で構成しています。本館では宮邸時代のオリジナルの家具を中心に、まるで邸宅の雰囲気に溶け込むかのような作品たち。一方、新館ではホワイトキューブの展示室に色彩豊かな絵画・工芸品・書籍等が並びます。また、新しく収蔵された作品もお披露目する予定です。
ご覧いただく方の心に新たな彩りを、そんな機会になることを願っています。

 


東京都庭園美術館本館 大客室シャンデリア 《ブカレスト》 ルネ・ラリック作

 


アンリ・ラパン《サント=ヴィクトワール山麓 2人の子どものいるプロヴァンス地方の風景》1920-30年頃

 

 


リュシアン・ヴォージェル(編)「ガゼット・デュ・ボントン」 1924-25年

 


関連企画&プログラム
■写真撮影をお楽しみいただけます
本展会期中は、本館・新館内での写真撮影が可能です。
館内スタッフの指示に従ってください。

[撮影にあたっての諸注意]
1.まわりの方へのご配慮をお願いします。
2.フラッシュ・レフ板・三脚・自撮り棒・望遠レンズのご使用はご遠慮ください。
3.安全確保のため、撮影をお断りするお声掛けをする場合がございます。
4.動画の撮影はご遠慮ください。
5.撮影機器の落下や展示品に触れてしまう恐れがあるため、展示品の真上からの撮影や身を乗り出しての撮影はご遠慮ください。
6.撮影は非営利目的の個人利用に限ります。商業撮影は、事前の申請が必要です。
7.SNS等での写真の公表にあたって、写り込んだ他の来館者の肖像権に触れる場合がありますので、ご注意ください。
8.その他、作品や建物に危険が及ぶ行為は禁止しています。
※その他、関連プログラムの最新情報につきましては当館ウェブサイトをご確認ください。

 


ご来館の際のお願い
■ご来館予定のお客様へのお願い
当館では、新型コロナウイルス感染症への感染及び拡散を防止し、皆様に安心してご鑑賞いただくため、以下の事項を定めております。また、ご来館時には係員の指示に従っていただけますようお願い申し上げます。

[ご入館に際して]
1.マスク着用と検温
当館にご来館の皆様には、原則としてマスクの着用及び検温を義務付けさせていただきます。マスク着用及び検温に応じくださらない場合や、37.5度以上の発熱が見られる場合、明らかに体調不良と思われる方については入館をお断りさせていただきます。
2.建物内人数制限
新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、建物内へのご入場人数を一定数に制限させていただいております。混雑の状況によっては屋外で入場をお待ちいただく場合がございます。
3.公開休止エリア
建物の特性上、接触機会の減少及び回避措置を取ることのできない一部の展示室や設備の公開・ご利用を休止させていただいております。
4.団体での入館制限
団体でのご来館は事前予約をお願いしております。
5.シルバーデー等の当面休止
感染拡大防止の観点から、シルバーデー及び家族ふれあいの日の割引は当面休止とさせていただきます。
※その他、ご鑑賞の際のお願い等もございます。詳細につきましては当館ウェブサイトをご確認ください。   

 

【開催概要】
展覧会名:建物公開2021 艶(つや)めくアール・デコの色彩
会  期:2021年4月24日(土)-6月13日(日)
開館時間:10:00-18:00 *入館は閉館の30分前まで
休 館 日 :毎週月曜日 ただし5月3日(月・祝)は開館、5月6日(木)は休館
会  場:東京都庭園美術館 本館+新館
入 館 料:一般=1,000(800)円/大学生(専修・各種専門学校含)=800(640)円/中・高校生=500(400)円/65歳以上=500(400)円
※( )内は20名以上の団体料金
主  催:東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都庭園美術館
年間協賛:戸田建設株式会社、ブルームバーグL.P.
https://www.teien-art-museum.ne.jp/exhibition/210424_0613_TheLustrousColorsofArtDeco.html

 

 

東京都庭園美術館 外観南面

会場情報
東京都庭園美術館|東京都港区白金台5-21-9 ⇒ map
[目黒駅]JR 山手線東口/東急目黒線正面口より徒歩7 分
[白金台駅]都営三田線/東京メトロ南北線1 番出口より徒歩6 分
TEL. 050-5541-8600(ハローダイヤル)03-3443-0201(代表)/ FAX. 03-3443-3228
Website   www.teien-art-museum.ne.jp
 

 

(文:制作 PR-M _PR制作部-1  /  更新日:2021.03.20)

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