21_21 DESIGN SIGHT 企画展「イメージメーカー展」

 

21_21 DESIGN SIGHT 企画展「イメージメーカー展」
21_21 DESIGN SIGHT では、日仏文化交流に精通したキュレーターのエレーヌ・ケルマシュターを展示会ディレクターに迎え、企画展「イメージメーカー展」を開催します。イメージとファンタジーの世界をつくりだすこと、多岐にわたるクリエイティブな分野を融合させること、そして今ここにある世界について語りながら、人々をそことは全く違った場所へ連れだすこと・・・・・・。本展では、国内外で活躍する「イメージメーカー」たちによる、幻想的で斬新な仕事を紹介します。

希代の「イメージメーカー」として知られるジャン=ポール・グードは1970年代から広告イメージのクリエーター、イラストレーター、デザイナー、そしてパブリックな作品や夢のつくり手として、世界を描き直し、変貌させ、魔法にかけ続けてきました。彼がつくる洗練された力強いイメージはアイコン化され、その比類ない美しさは世界中を駆け巡り、多くのクリエイターに影響を与えてきました。

展示会にはグードと同じ「イメージメーカー」のスピリットを持つ、三宅 純、ロバート・ウィルソン、デヴィッド・リンチ、舘鼻 則孝、フォトグラファーハルが参加します。写真、ドローイング、ビデオインスタレーション、動く彫刻など、モードや演劇、デザインや映画につながる彼らの作品とその創造のプロセスは、人々に多角的な視点を与えます。そして、私たちを想像の旅へと一瞬にして連れだしてくれるのです。

デザインやアートに定義などなく、既存の表現方法や分野を超えた自由な発想が求められています。視野を拡げ、あらゆる枠を取り払うことで、世界に驚きを与え、人々を魅了する作品が生まれるのではないでしょうか。「イメージメーカー展」は、表現に分野の境界は存在しないことを訴えかけながら、心を動かされるような体験と、幼い頃の無邪気な喜びといった感覚を届けてくれるでしょう。
 

 

[参加作家作品紹介]
 


ジャン=ポール・グード
「Constructivist maternity dress」
ニューヨーク、1979年
(インスタレーションイメージ)

ジャン=ポール・グード
「Slave to the rhythm」
ニューヨーク、1986年

ジャン=ポール・グード
「The queen of Seoul」
パリ、1994年


 


ロバート・ウィルソン
「Marianne Faithfull」2004年

舘鼻 則孝
「ヒールレスシューズ」2010-2014年

フォトグラファーハル
「Fresh Love #27, Lim & Kyohei」2010年


 

 

[開催概要]
タイトル:21_21 DESIGN SIGHT 企画展「イメージメーカー展」
会期:2014年7月4日(金) ~ 10月5日(日)
休館日:火曜日(9月23日は開館)
開館時間:11:00 ~ 20:00(入場は19:30まで)
入場料:一般1,000円、大学生800円、中高生500円、小学生以下無料
主催:21_21 DESIGN SIGHT、公益財団法人 三宅一生デザイン文化財団
展覧会ディレクター:エレーヌ・ケルマシュター
参加作家:ジャン=ポール・グード、三宅 純、ロバート・ウィルソン、デヴィッド・リンチ、舘鼻 則孝、フォトグラファーハル
展覧会グラフィック:中島英樹
会場構成協力:宮崎晃吉
21_21 DESIGN SIGHTディレクター:三宅一生、佐藤 卓、深澤直人
同アソシエイトディレクター:川上 典李子
WEB:www.2121designsight.jp
SNS:[Twitter] http://twitter.com/2121DESIGNSIGHT
  [Facebook] http://www.facebook.com/2121DESIGNSIGHT

 

(文:21_21 DESIGN SIGHT  /  更新日:2014.04.20)

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