松川村・安曇野ちひろ公園
トットちゃん広場オープン記念展「みんな、いっしょだよ。」開催
安曇野ちひろ美術館にて、トットちゃん広場オープンを記念して7月15日(金)から9月27日(火)まで、トットちゃん広場オープン記念展「みんな、いっしょだよ。」を開催。
安曇野ちひろ美術館の周囲に広がる安曇野ちひろ公園(長野県・松川村営)の北側エリア約17,000㎡が拡充され、松川村の豊かな「食」「農」「いのち」を体験的に学べる公園として、いよいよ2016年7月23日にオープンします。
一角につくられるトットちゃん広場では、いわさきちひろの絵で愛される『窓ぎわのトットちゃん』(ちひろ美術館館長 黒柳徹子・著)の物語にちなみ、トットちゃんが通っていたトモエ学園の電車の教室が再現されます。園内は、トットちゃんの物語のなかのエピソードをたどりながら、楽しく散策することができます。
いわさきちひろ ランドセルをしょって並んで歩く一年生 1966 年
出久根育 『マーシャと白い鳥』(偕成社)より
いわさきちひろ こげ茶色の帽子の少女 1970 年代前半
『窓ぎわのトットちゃん』は、小学校1年生で学校を退学になるところから始まる、黒柳徹子(同館館長)の自伝的物語です。新しく通うことになったトモエ学園は、戦時中にありながらも、子どもの個性を大切に育むユニークな教育を実践した学校でした。男の子も女の子も、障害のある子も、「みんな、いっしょだよ。いっしょに、やるんだよ。」といい続けた小林宗作校長先生のもと、情操豊かに育っていきました。戦後最大のベストセラーとなった本書は、最初に発表されてから30年以上経った今も、国や世代を超えて読み継がれています。
本展では、いわさきちひろの絵と黒柳のことばが織りなす物語の世界や、トットちゃんの誕生秘話、当時のトモエ学園のようすなど、『窓ぎわのトットちゃん』の魅力のすべてを紹介します。トモエ学園の精神を未来へ引き継ぐ「トットちゃん広場」とあわせて作品をお楽しみください。
【展覧会場概要】
展覧会名 松川村・安曇野ちひろ公園 トットちゃん広場オープン記念展
「みんな、いっしょだよ。」
会 期 2016 年7月15日(金)~ 9月27日(火)
○開館時間=9:00~17:00(8月6日~ 8月16日は18:00まで開館延長)
○休館日=なし(会期中無休)
会 場 安曇野ちひろ美術館 展示室1・2
料 金 大人800円/高校生以下無料
団体(有料入館者20名以上)、65歳以上の方、学生証をお持ちの方は
100円引き/障害者手帳ご提示の方は半額、介添えの方は1名まで無料
/視覚障害のある方は無料/年間パスポート2500円
後 援 (一社)日本国際児童図書評議会
また、同じ期間に「BIB50周年 ちひろ美術館コレクション 絵本の歴史をつくった画家たち」も開催します。
【展覧会場情報】
展覧会名 BIB50周年 ちひろ美術館コレクション 絵本の歴史をつくった画家たち
会 期 2016 年7月15日(金)~ 9月27日(火)
○開館時間=9:00~17:00(8月6日~8月16日は18:00まで開館延長)
○休館日=なし(会期中無休)
会 場 安曇野ちひろ美術館 展示室3・4
料 金 大人800 円/高校生以下無料
団体(有料入館者20名以上)、65歳以上の方、学生証をお持ちの方は
100円引き/障害者手帳ご提示の方は半額、介添えの方は1名まで無料
/視覚障害のある方は無料/年間パスポート2500円
主 催 ちひろ美術館
ちひろ美術館は、世界で最初の絵本美術館として、絵本の原画を人類の文化遺産と位置づけ、世界各国の優れた絵本画家たちの作品を収集、公開してきました。世界33の国と地域、203人の画家による約17,400点(2016年6月現在)のコレクションは、絵本の専門美術館として世界最大規模のものです。そのなかには、国際アンデルセン賞画家賞やブラティスラヴァ世界絵本原画展(BIB)など、国際的な絵本賞の受賞者も多く含まれ、質のうえでも高い水準を誇っています。
〒399-8501 長野県北安曇郡松川村西原3358-24
http://www.chihiro.jp/azumino/
(文:インテリア情報サイト編集部-1 / 更新日:2016.06.26)