【REPORT】
第86回東京インターナショナル・ギフト・ショー秋2018
「LIFE×DESIGN」展を紹介 レポート
日本最大のパーソナルギフトと生活日用品の国際見本市「第86回東京インターナショナル・ギフト・ショー秋2018」は、2018年9月4日(火)~7日(金)まで東京ビッグサイト全館にて開催。同時開催の「LIFE×DESIGN」展を紹介します。
「LIFE×DESIGN」展は、未来に繋がるライフスタイルの提案とハイセンスでデザイン性に優れた製品を紹介する展示会です。「暮らし デザイン 新時代 Enjoy the life you design!!」をテーマに、9つのフェアに分かれて東7ホールにて展開。
■グランピングゾーン
ノルウェーのガーデンファニチャーブランドに、コンテナハウス、サウナテントなど、グランピングシーンを彩る本格的な建築物や家具が出展する他、冷蔵庫やタンブラーなど、グランピンググッズも充実していました。
こんな企業も出展!キャンピング場やイベント向け用に貸し出すボルタリングの壁。
隈研吾デザインの小屋「小屋やさん」の実物が会場に登場 !!
小屋やさん(隈研吾建築都市設計事務所 ×植田板金店小屋やさん)
隈研吾氏デザインの “小屋”が登場。小屋同士をつなぎ合わせることで、ニーズに応じて拡張していく空間を生み出します。岡山県産の木と板金職人の技術が生きる、メイドインジャパンの小屋です。
和モダン+コンテナハウス(エイコー林業株式会社)
ミニマリズム、シンプルライフといった「量より質」の考え方からか、近年、多拠点居住や独立した趣味室してモバイルハウス、タイニーハウス、トレーラーハウス、コンテナハウス、マイクロハウス等ちょっとした小屋ブーム。グランピングゾーンではその関連の出展も増えてきました。
■ 素材展
職人たちの研磨された技術や素材がクリエイティブとつながる場の素材展。モノではなく、モノを生み出す素材や技術そのものをビジネスにつなげる SOZAI展。今回は会場内で職人たちの研磨された技術を、その目で見ることのできる実演スペースなどもありました。
■ リノベーションゾーン
リノベーションゾーンでは部屋の概念をこわす柱も壁もいらない建築に依存しない「部屋」をつくることができるOTONA基地が前回に引き続き登場。リノベーションで広々としたワンルームにしてこのユニットを使えば自由自在な部屋が簡単に出来上がります。
■ リノベーション空間のための名作椅子展
リノベーション後は上質な家具も揃えたくなります。
その他、東京ギフト・ショーの顧問であり、世界的に有名なプロダクトデザイナー 喜多俊之氏による企画ブースとして「リノベッタプロジェクト」とリノベーションで実現できる暮らし方が分かる展示などがありました。リノベーションを提案する企業には参考になるエリアです。
■アクティブデザイン&クラフトフェア
35年以上の歴史をほこる「第71回アクティブデザイン&クラフトフェア」は、今回も前衛的で香り高いデザインプロダクトとクラフトプロダクトをコンセプトに、ギフト・ショーの中でもデザイン、品質ともに優れ厳選された出展社が数多く集まりました。
ショップや空間に付加価値を生むハイデザイン・ハイセンスな商材だけでなく、センスあふれるアイデア商品も集まっていました。
■ アクティブクリエイターズ
「アクティブデザイン&クラフトフェア」の企画ブースである新進気鋭の若手デザイナーやクリエイターが出展するこのブースは、厳しい審査を通過した50ブランド以上の新商品が発表。
新進気鋭の若手デザイナーやクリエイターたちが、“他にはない”新作を携えて出展するこのエリアでは、インテリア、ファッション、ステーショナリー、日用品、食料品、アクセサリー、ホビー等、ジャンルを問わず、“尖った”感性から生まれる商品が集まっていました。
「LIFE×DESIGN」展では、ブランドやハイクオリティなモノだけでなく、これからのライフスタイルを提案する空間の在り方が見えてくる展示会でした。
【開催概要】
名称:第86回東京インターナショナル・ギフト・ショー春2018
会期:2018年9月4日(火)~7日(金))
開催時間:10:00AM~6:00PM(最終日は4:00PMまで)
会場:東京ビッグサイト全館
※業界関係者のためのトレードショーとなっており、一般の方はご入場いただけません。
http://www.giftshow.co.jp/tigs/
(文:制作_インテリア情報サイト編集部-1 / 更新日:2018.09.06)