【ミラノデザインウィーク2019速報】
ミラノ デザインウィーク 2019
HARU stuck-on design;インスタレーション
「Color Appreciation-色を鑑賞する」披露
株式会社ニトムズより、「色を貼る」という発想で生まれた、貼ってはがせる空間装飾テープブランド「HARU stuck-on design;」のミラノデザインウィーク2019は、4回目の出展となる今年も、クリエイティブディレクター SPREADとともに、昨年ミラノデザインウィークの新たなスポットとして話題となった ALCOVAを会場に、「Color Appreciation-色を鑑賞する」と題して、サイトスペシフィックなインスタレーションを披露しました。
"Color Appreciation"by HARU stuck-on design;
会 期:2019年4月09日(火)~ 14日(日)
時 間:11:00〜19:00
会 場:ALCOVA(SPAZIO 1)
住 所: via Popoli uniti 11/13 → map
本展では、 ALCOVAのメインとなる 880㎡もの広さのスペースで、 "光と影 "、 "都市と自然 "、 "必然と偶然 "など色や空間の中に存在するコントラストをテープ作品で表現。極限まで発色にこだわった 48色の「 HARU stuck-on design;」だからこそ実現できるコントラストの美しさを体感できるインスタレーションです。
| Milan Design Week 2019
Color Appreciation by HARU stuck-on design; テーマ
138 億光年
この風景は何千年も前から変わっていないのではないか? と時の流れを超越したような情景に出くわすことが稀にある。アフリカ半島の最南端から見た海、湖面を前景に日光を背景して聳え立つアルプスの山並み。地球が生まれてから時代時代で情景は変わってきたはずだが、確かにそう思わせる何かが光と影の間に潜む。天井が抜けたことで、空= 宇宙と対話しているようなこの空間には、その感覚に近いものが備わっている。このことからインスピレーションを得て、アートワーク「13.8 billion light-years」をインストールした。この作品は、パワーを秘めた鉱石のようでもあり、連なる山々の一部のようでもあり、大地の叫びの後の岩のようでもあり、また、生きている感情のようでもある。漠然と見つめるその視線の先にあるものは、きっと生命の記憶をまとった色素や陰影のそのものかもしれない。
13.8 billion light-years
There are rare moments of a scene that transcends the flow of time, imagining "This landscape has not changed for thousands of years". Theocean seen from the southernmost tip of the African peninsula, the mountain range of the alps, which is blessed with sunlight against the watersurface. The scene has been changing as time has passed since the earth was born, but there is something in between the light and shadow that makes us feel that nothing has changed. There is a similar feeling involved in this space where the universe interacts by having no roof. From those feelings, we were inspired to install the artwork ’13.8 billion light-years’. This artwork is like an ore with power, a part of mountains, a rock after the movement of plate tectonics, and a living emotion. What lies ahead may be the pigment or shade itself that has surely embraced the memory of life.
境界
光と闇、自然と都市、生と死、偶然と必然、ある事柄が存在するとその反対側も存在する。そして、その相反する事柄は明確に分かれることはなく、事柄と事柄の間は入り混じり連続している。光と闇の間に、光の中の闇が存在し、闇の中に光も存在するように。元お菓子工場の過去を持ち、廃墟を経て現在は文化施設であり、室内でありながら屋根が崩壊した結果レンガの床を突き破って植物がたくましく自生しているこの場所に、アートワーク「Border」をインストールした。2 つの事柄を分かつ境界はどこにあるか?そもそも分かれているか?境界は分かつと同時に繋げるもの。境界には人の認識を超えた無数のコントラストが現れ、この無数のコントラストの集合が人の心を打つ景色を生み出している。
Border
There is light and dark, nature and city, life and death, coincidence and destiny, there are contrasts to every existence. As darkness exists in the light between light and darkness, and light also exists in the darkness.Before this place used to be a pastry factory which went out of business, now it is a cultural facility. Due to the absent roof, plants grow inbetween the concrete cracks. Creating a division within the space. We installed the artwork ‘Border’ to put emphasis on this ever present contrast. It leaves one to wonder where is the boundary between two things? Is it divided in the first place? Boundaries are divided and connected at the same time. At the boundary, innumerable contrasts appear beyond human recognition, and this innumerable collection of contrasts produces a scene that strikes the human mind.
"Color Appreciation"by HARU stuck-on design;
会 期:2019年4月09日(火)~ 14日(日)
時 間:11:00〜19:00
会 場:ALCOVA(SPAZIO 1)
住 所: via Popoli uniti 11/13 → map
HARU stuck-on design;
http://haru-stuckondesign.com/
About Milano Salone
毎年4月にイタリア・ミラノで行われる世界最大規模のデザインイベント。会場の中心は、ロー市にある東京ドーム11個分の広さをもつと言われる巨大展示場「フィエラミラノ」で開催の、略称でミラノサローネとも呼ばれているサローネ・デル・モービレ・ミラノ(ミラノサローネ国際家具見本市)。毎年全体で約2,000企業・団体が出展し、国内外から約40万前後の来場者がある。最先端のデザイン、インテリアが集まる国際的なイベントとして世界の注目を集めている。それに対して、ミラノ市内各所で行われるデザインイベントがフォーリサローネで、ミラノサローネとフオーリサローネを総称して「ミラノ・デザイン・ウィーク」と呼ばれている。現在活躍している多くのデザイナーやメーカーは、このイベントの出展から世界へと羽ばたいている。
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(文:制作_インテリア情報サイト編集部-3 / 更新日:2019.04.14)