【フォト・レポート】「和のあかり×百段階段2022～光と影・百物語」
画像：©ホテル雅叙園東京 漁樵の間「竹のあかり」「和のあかり×百段階段2022～光と影・百物語」2022
【フォト・レポート】
冷ややかな怪談、竹あかり、金魚や妖怪提灯で
日本の“光が紡ぐ影のアート”を表現した夏の風物詩
ホテル雅叙園東京の「和のあかり×百段階段2022～光と影・百物語」
2022年7月2日（土）～9月25日（日）
日本美のミュージアムホテル、ホテル雅叙園東京では、館内に有する東京都指定有形文化財「百段階段」にて夏の風物詩となったアートイルミネーション「和のあかり×百段階段」を、9月25日（日）まで開催。会場の様子を紹介していきます。
今年の展示テーマは「光と影・百物語」
今年は、「光と影・百物語」を展示テーマにし、光（あかり）によって生まれる影、異なるふたつの要素が織り成すコントラストを愉しめます。
photo：©interior-joho 「和のあかり×百段階段2022～光と影・百物語」2022
柳井金魚ちょうちん祭り（山口）
夕暮れの小田原風鈴 画像：©ホテル雅叙園東京 「和のあかり×百段階段2022～光と影・百物語」2022
展示会場である文化財「百段階段」へと続く導入部では、愛嬌ある表情の金魚ちょうちんと涼やかな風鈴の音が皆さまをお出迎えします。
＜みどころ①＞
影を愉しむあかりアート
アートのような影を映し出す照明演出や、放置竹林を再利用したサステナブルな竹あかりなど全体的に光と影が織りなす芸術を堪能できる空間となっています。影があるからこそあかりが際立ち、あかりがあるからこそ美しき影が生まれる。まさに相反する要素が互いを引き立て合う幻想的な作品が揃っていました。
照明作家・弦間康仁 photo：©interior-joho 「和のあかり×百段階段2022～光と影・百物語」2022
草丘の間「情念のあかり」 画像：©ホテル雅叙園東京 「和のあかり×百段階段2022～光と影・百物語」2022
photo：©interior-joho 「和のあかり×百段階段2022～光と影・百物語」2022
漁樵の間「竹のあかり」photo：©interior-joho 「和のあかり×百段階段2022～光と影・百物語」2022
竹あかり・アカリノワ 画像：©ホテル雅叙園東京 「和のあかり×百段階段2022～光と影・百物語」2022
いけばな・大塚理航 画像：©ホテル雅叙園東京 「和のあかり×百段階段2022～光と影・百物語」2022
いけばな・大塚理航 photo：©interior-joho 「和のあかり×百段階段2022～光と影・百物語」2022
いけばな・大塚理航 photo：©interior-joho 「和のあかり×百段階段2022～光と影・百物語」2022
伊勢型紙の行灯 画像：©ホテル雅叙園東京 「和のあかり×百段階段2022～光と影・百物語」2022
ガラスランプ・いろした工房 画像：©ホテル雅叙園東京 「和のあかり×百段階段2022～光と影・百物語」2022
かんざしの桜・榮 画像：©ホテル雅叙園東京 「和のあかり×百段階段2022～光と影・百物語」2022
白狐・西島雄志 画像：©ホテル雅叙園東京 「和のあかり×百段階段2022～光と影・百物語」2022
＜みどころ②＞
百物語・その先にあるものは・・・
日本の伝統的な怪談会のスタイルのひとつ「百物語」は、百番目の話を終えると本物の怪異が現れるとされています。あかりアートから見え隠れする妖怪や幽霊は、階段を上るにつれてその数を増していきます。各部屋には夏にふさわしい百物語（怪談）の展示を配し、歩みをすすめると更なるストーリーが体験できる演出も。怪談芝居を表現した歌舞伎のあかりなど、さまざまなコンセプトのあかりと、それによって生み出される影の世界に、幽霊や妖怪たちが顔を覗かせます。
草丘の間_井戸 画像：©ホテル雅叙園東京 「和のあかり×百段階段2022～光と影・百物語」2022
草丘の間「情念のあかり」 photo：©interior-joho 「和のあかり×百段階段2022～光と影・百物語」2022
photo：©interior-joho 「和のあかり×百段階段2022～光と影・百物語」2022
妖怪提灯・伊藤権次郎商店＋CRAFCULT 画像：©ホテル雅叙園東京 「和のあかり×百段階段2022～光と影・百物語」2022
画家・鈴木ひょっとこ 画像：©ホテル雅叙園東京 「和のあかり×百段階段2022～光と影・百物語」2022
地中より生まれる 造形作家・小澤康麿 画像：©ホテル雅叙園東京 「和のあかり×百段階段2022～光と影・百物語」2022
地中より生まれる 造形作家・小澤康麿 photo：©interior-joho 「和のあかり×百段階段2022～光と影・百物語」2022
photo：©interior-joho 「和のあかり×百段階段2022～光と影・百物語」2022
photo：©interior-joho 「和のあかり×百段階段2022～光と影・百物語」2022
さかさまのあかり・中里繪魯洲 画像：©ホテル雅叙園東京 「和のあかり×百段階段2022～光と影・百物語」2022
さかさまのあかり・中里繪魯洲 photo：©interior-joho 「和のあかり×百段階段2022～光と影・百物語」2022
＜みどころ③＞
日本各地の文化と技術が集結
日本各地よりさまざまな伝統技術や作品が集結。歴史や風土、生活の中で伝承されてきた職人の 手仕事から生まれた作品を間近で鑑賞できるのも見どころのひとつです。
かみなはび-越後長岡-・第一印刷所（新潟）
Dニット照明・ThinKniT(R)（香川）
鋳物・真鍮風鈴・能作（富山）
全ての階段をのぼり終えた時に一体何が起こるのか・・・。涼を誘う百物語と幻想的なあかりアート空間をお愉しみください。
※photo：＠interior-joho,comの記載なしの写真はすべてホテル雅叙園東京広報提供
■出展者一覧
柳井金魚ちょうちん祭り（山口県柳井市）/ 篠原風鈴本舗（江戸風鈴）/柏木美術鋳物研究所（小田原風鈴）/ 能作（鋳物・真鍮風鈴）/ 東洋ケース（ウォールライト）/ 弦間康仁（照明作家）/ 榮（かんざし作家）/ アカリノワ（竹あかり）/ 松竹衣裳・歌舞伎座舞台（創造的なあかり）/ 中里繪魯洲（造形作家）/ 伊藤権次郎商店×CRAFCULT（妖怪提灯）/ 小澤康麿（造形作家）/ 松風直美（切り絵作家）/ 細山田匡宏（造形作家）/ 西島雄志（現代美術家/彫刻家）/ 鈴木ひょっとこ（画家）/ いろした工房（ガラスランプ）/ オオタキヨオ（彫刻家）/ ヒョーゴコーイチ（炭化彫刻家）/ 第一印刷所（かみはなび-越後長岡-）/ ThinKniT(R)（3Dニット照明）/ 山川建具（組子細工）/ 園田美穂子（日本画家）/ 大塚理航（いけばな・古流かたばみ会）/ 石井七歩（現代美術家／絵画、インスタレーション
）/ ヨダタケシ（音楽）
【開催概要】
「和のあかり×百段階段2022〜光と影・百物語〜」
期間：2022年7月2日(土)から9月25日(日)
時間：11:30〜18:00（最終入館17:30）※8月20日(土)は17:00まで（最終入館16:30）
会場：ホテル雅叙園東京 東京都指定有形文化財「百段階段」
料金：当日券 ¥1,500学生 ¥800（要学生証呈示）未就学児無料
販売：ホテル雅叙園東京（一般入場券）公式オンラインチケット（一般入場券、グッズ付）
主催：ホテル雅叙園東京
お問合せ：03-5434-3140（イベント企画 10:00〜18:00）
URL：https://www.hotelgajoen-tokyo.com/100event/wanoakari2022
ホテル雅叙園東京とは
90年以上の伝統を受け継ぎ、2,500点もの日本画や美術工芸品に彩られた唯一無二のミュージアムホテルです。茶室に見立てた全60室の客室は、80 ㎡以上のスイートルームで、スチームサウナとジェットバスを完備し、シンプルさと日本の気品ある美しさを兼ね備えています。もてなしの心を継承する日本料理や中国料理、イタリア料理など７つのレストラン、日本美の粋を尽くした和室宴会場をはじめとした23の宴会施設、そして東京都指定有形文化財の「百段階段」を有しています。また、世界80カ国、520軒を超える独立系の小規模なラグジュアリーホテルだけで構成された「Small Luxury Hotels of the World（SLH)」、および世界的なラグジュアリーツーリズム・コンソーシアム「Traveller Made®」に加盟しています。
新型コロナウイルス感染予防に対する当ホテルの取り組みについて
https://www.hotelgajoen-tokyo.com/archives/51786
レストランをご利用のお客様に対する取り組みについて
https://www.hotelgajoen-tokyo.com/wp/wp-content/uploads/2020/05/0601_rest.pdf
（文：制作 PR-P_PR制作部-2 / 更新日：2022.07.08）
