彫刻×香りのコラボレーション
アットアロマのセンティングデザイナー
モーリス・ヨーステン個展「トランシエンス ーうつろうものー」
天然のエッセンシャルオイルをブレンドした4種類の香りと彫刻を展示
2023年7月8日(土)まで開催
モーリス・ヨーステンによる彫刻と香りを組み合わせた個展が、2023年7月8日(土)までアートスペース・void+(東京都港区)にて開催。
心地よさと機能性のあるアロマ空間デザインや、香りによるブランディング・CIを手掛けるアットアロマ株式会社で香りのデザインを担当するモーリス・ヨーステンは、アットアロマのセンティングデザイナーとして、国内外の特別な空間を演出するアロマをデザインしています。
彫刻と香りのコラボレーション
2022年・2023年に開催された「建築のための香り展」では、建築家・藤本壮介氏とコラボレーションして群馬県前橋市の白井屋ホテルのための香りを制作しました。彫刻家としても活動を行い、汐留のパナソニック東京本社、大崎アートヴィレッジ、九州歯科大学などのパブリックアート作品を手掛けています。個展では、彫刻と香りを組み合わせた視覚と嗅覚を楽しめる作品をメインに、彫刻がディフューザーとしての機能も果たす、香りの彫刻ともいえる作品群が展示されています。
■展示の香りについて
新作は、モーリス・ヨーステンのデザインする彫刻がディフューザーとしての機能も果たす、香りの彫刻ともいえる作品群です。この香りの彫刻は、オマーンのボスウェリア・サクラの木から採れる高品質のフランキンセンスオイル(乳香油)を中心に、天然のエッセンシャルオイルをブレンドして作られた4種類の香りとともに展示されます。何千年もの間、フランキンセンスの香りは神からの贈り物とみなされ、日常と超自然をつなぐ扉として、精神修養に使われてきました。人間の変容と超越の欲求を満たす乳香は、香りの持つ超越的なパワーを象徴しています。
■彫刻と香り
モーリス・ヨーステンの最近の彫刻作品では香りと視覚を統合することを試みています。流れるような作品のフォルムは固体と気体の間をうつろう、繊細ではかない相互作用を表現しています。彼の新しい彫刻は、風通しの良い視覚的な線と目に見えない嗅覚的な体験の融合、固体の物質がより流動的で繊細な物質へと変化すること、またその逆を表しています。
モーリス・ヨーステン プロフィール
Maurice Joosten(モーリス・ヨーステン)
1962年オランダ生まれ。アムステルダムのアートアカデミーにて現代彫刻を学び、ロイヤルアカデミーオブビジュアルアーツのフェローシップを修了。
1988年からビジュアルアーティストとして活動。
1997年よりイタリア、トリノ在住。同時期に、ヨガとnonduality(非二元論)の教えに触れ思索を深める。
2003年、東京、汐留のパナソニックのパブリックアートプロジェクト完了後、日本に拠点を移す。
2006年より、香りの研究を開始、視覚と嗅覚の相乗的な作用を探究する。東京とベルリンを拠点とする@aroma社のセンティングデザイナー(香りの空間演出デザイナー)として、世界中の航空会社の機内・ラウンジ、ホテル、高級車、ラグジュアリーブランドのために特別な香りを開発。
2013年よりベルリンにて活動。
@aroma
アロマ製品の開発から香りのある空間までをトータルに提供する香りの専門ブランドです。ホテルやショップ、商業施設など、全世界5,000箇所以上で、天然アロマの機能を生かした、感性に訴えかけるアロマ空間デザインを提供しています。また、アロマ空間デザインのノウハウをもとに、家庭用アロマディフューザーや天然100%エッセンシャルオイルブレンドの開発・製造、直営店の運営などを手がけています。
HP:https://www.at-aroma.com/
・エッセンシャルオイルを直接霧状にして広げることで、オイル本来の香りをフレッシュに楽しむことができるディフューザーにインテリアや空間を生かしてなじむ新色2色が登場 >>>>
【開催概要】
タイトル:モーリス・ヨーステン「トランシエンス ーうつろうものー」
Maurice Joosten Transience
会期 :2023年6月9日(金)~ 7月8日(土)12:00 ~18:00
会場 :void+(〒107-0062 東京都港区南青山3-16-14 1F) ⇒ map
定休日 :日/月/祝日
https://www.voidplus.jp/
(文:制作 PR-M _PR制作部-1 / 更新日:2023.06.10)