ミラノサローネ2011 出展企業特集1

 

ミラノサローネ2011

 

世界最大規模の家具見本市「ミラノ・サローネ」は、今年で50周年を迎え、2011年4月12日から17日までの6日間、イタリア・ミラノのフィエラ(本会場)とフォーリ(市内会場)で開催されました。

ミラノサローネ2011

新しい日本の為にデザインができることと題し、シリーズで特集していきます。今回はミラノサローネ・フィエラ会場に出展した日本の木工メーカーを4社を取材。4社はいずれも経済産業省後援の「SOZO_COMM」ブース内での出展です。

「SOZO_COMM」とは、日本国内のメーカーなどが企画開発した生活関連製品のなかで、世界に発信できるものを募集・選定し、まず国内の「東京国際家具見本市」で現物審査をかねた展示、次に世界的なヨーロッパの見本市に出展・販売促進する事業です。

ミラノサローネ2011

製品が持つ「モノ語り性」の対外発進力強化を支援することに力点を置いている事業ということで、いままでの支援事業とは大きく異なるといいますが、「カリモク家具」「Yamanaka」「Ritzwell」「マルニ木工」と、すでに欧州などでも存在感を持ち、力のあるメーカーが前回・前々回とも同じ顔ぶれで出展することに「SOZO_COMM」の取り組み・仕組みに疑問は残りはしましたが、いずれも力作を揃えての今年のミラノサローネでした。

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(文:KEIKO YANO (矢野 恵子)  /  更新日:2011.05.04)

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