【フォト・レポート】古都京都の老舗旅館のような高級ホテル「ホテル龍名館お茶の水本店」


 

【フォト・レポート】
古都京都の老舗旅館のような高級ホテル
「ホテル龍名館お茶の水本店」

 

 

「ホテル龍名館お茶の水本店」は、古都、京都に佇む老舗旅館のような、たった9室だけのプライベートホテルのような位置づけで、その全室がスイートルームです。部屋の広さを約53.1 ~ 61.9㎡とゆったり確保し、全スタッフが宿泊者の要望に応じる「コンシェルジュ」サービスを提供しています。


ホテルの前身は、創業116年の旅館「旅館龍名館本店」(2014年3月まで営業)です。同旅館は作家の幸田露伴の次女である幸田文が小説「流れる」で帝国ホテルと並び在京の名店に挙げたほか、伊東深水や川村曼舟ら画家をはじめ多くの文化人に愛されてきました。


そうした高品質のサービスや文化、日本旅館のきめ細かなおもてなしの心を受け継ぎながら、「くつろげる究極のおもてなし」をテーマに開業するのが、これまでにない新しい都市型小規模高級ホテル「ホテル龍名館お茶の水本店」です。

 

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全部屋に畳のスペースを確保し、同じく全部屋に信楽焼きの陶器の浴槽や障子、京都の高級ベッドマットレスなどを取り入れ、旅館ならではの"和"の要素を巧みにホテル文化に取り入れています。内装もベージュなど茶系に濃紺やモスグリーン、朱色と落ち着いた色合いでまとめており、優雅さと気品を兼ね備えた、高級感のある"モダン・シック"な雰囲気です。
 


 

ホテルには「日本茶」を「入れる」「食す」をテーマとしたレストランも設けられ、朝食はそこから、日本料理の職人がふるまう本格的な和食がルームサービスで提供されます。


 

| 訪日観光客をターゲットにした施設づくりと会話対応
 


増加している訪日観光客もターゲットに据えており、全客室が畳や障子、陶器の浴槽など日本の様式を組み入れた、外国人好みの和室タイプです。スタッフは日常会話を英語で対応できる従業員を選び、「わびさび」など独特で抽象的な日本文化までも英語でガイドできるよう語学力を磨いています。また、海外の方はフライトの都合、早朝に着く方も多く、チェックイン前に利用できるシャワー室を完備したリフレッシュルームと図書スペースが設けられています。図書スペースではコーヒーを飲みながら音楽や観光本で寛げるよう配慮されています。海外の方向けには「学ぶホテル」をコンセプトとしており、海外目線にたった日本の良さを巧みに取り入れ、宿泊しながらモノや気心など日本文化について、理解を深めてもらえるよう工夫されています。

 


ホテルは丸の内・秋葉原・浅草・銀座など海外の方に人気の観光地に近い好立地です。地下鉄3駅から徒歩1分、JRの駅から徒歩3分以内にある交通条件の良さも売り出し、小型ながらインターナショナルなホテルを目指しています。


 

| 15年後にはビルを建て替え100室のホテルを計画



 

「ホテル龍名館お茶の水本店」は、「旅館龍名館本店」(龍名館本店ビル1 ~ 2階)を改修し開業されました。これまでの12部屋の客室と3部屋の会議室を、スイートルーム9室の和室のみとし、グレードを引き上げ、一般旅館から高級ホテルへと業態を変更しました。今回の新たな取り組みは、将来的な「龍名館のブランドづくり」の試金石です。同社は創業130周年となる2029年を目途に、今回開業したホテルの入る龍名館本店ビル自体を100室規模のホテルに建て替えることを計画しています。


 

| ホテル龍名館東京のノウハウを活用

新ホテルの運営には、「ホテル龍名館お茶の水本店」に先駆け、2009年6月に東京駅前で開業した「ホテル龍名館東京」(八重洲、客室135室)で培ったマーケティングノウハウなどを活かします。同ホテルは開業以来ほぼ全期間において、売上・稼働率・客室単価の前年同月比を更新し続けており、現在の足元の宿泊稼働率は約95%で、売上の海外宿泊客比率を約50%まで高めています。海外でのウェブ展開や宿泊マニュアルづくり、人材育成、人員配置などで互いに連動させます。

 


ホテル龍名館お茶の水本店
住 所:〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台3-4
    龍名館本店ビル 1 ~ 2F
客室数:9室 (2名1室タイプのみ)
電 話:03-3251-1135
WEB :http://www.ryumeikan-honten.jp/

 

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(文:制作_インテリア情報サイト編集部-1  /  更新日:2014.07.31)

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