~創立50周年という節目を迎え、グループ全体の羅針盤となるオフィスが誕生~
木の街「新木場」に三井ホームグループ各社の本社等を移転
三井ホーム株式会社は本社を、2024年5月に新宿区の「新宿三井ビル」から江東区の「新木場センタービル」に移転しました。
三井ホーム株式会社は、創立50周年という節目を迎え、木の街「新木場」に本社を移転し、併せて都内に分散していた部門やグループ会社の拠点集約を図りました。「新木場」は東京都江東区の町名です。江戸時代、日本橋に集まっていた材木商が深川に移り「木場」が形成され、その後、木場沖合の埋め立てが進み、新たな貯木場とて「新木場」が整備・建設されました。
「木」を多く取り入れたインテリア
オフィスは、循環型資材である「木」を多く取り入れたインテリアとしており、9階総合受付まわりの打合せテーブルには三井不動産が北海道に保有している森林のトドマツの間伐材を使っています。さらに内装の一部には廃材を再利用するなど、サステナブルで環境にやさしいオフィスとしています。
▼ 10階
センターリビング
10階センターリビングは、カフェを併設しコミュニケーションを図りやすくデザインされたセンターリビングは、ミーティングスペースとしても使用できます。
木のみ(くるみ)を入れたビールストーンタイルカウンター
本来廃棄する予定のクルミの殻を使用したタイルがカウンター壁面に使われています。クルミを収穫した後に残る殻までも、大切にして使用するというサステナブルな精神を象徴的に装飾に使用しています。
▼ 9階
9階総合受付
9階総合受付
ゲストリビング
9階ゲストリビングの間伐材を利用したテーブル
9階のROOM
国産杉材を使ったWEB 会議ブース
WEB 会議ブースの内部
天然木を利用したオブジェ
安らぎを感じられる空間をつくるため、つながりを意識して丸太や年輪を中心に円形デザインを多用しています。また三井ホームオリジナルの高性能屋根断熱パネルDSP(ダブルシールドパネル)や、過去に文教施設などでも活用しているCLT(Cross Laminated Timber の略称)も展示しています。
また社員自身が制作をして思い入れのある「森の四季」をコンセプトとした壁面アートが設置されています。
廃材(おがくず)を使ってペイントしたコラージュアート
現在「春」と「冬」を5種類のアートで表現していますが、今後「夏」と「秋」を追加する予定です。これから同じオフィスで働くグループ社員がアート制作を通じて親交を深めたことで躍動的なアートが出来上がりました。壁面アートには廃材(おがくず)を使ったペイントを使用し、サステナブルな作品となっています。
【コンセプトの趣旨】
・ 三井ホームグループの連携強化を図ってオープンイノベーションを創出するオフィス空間
・ フリーアドレス・ABW(アクティビティ・ベースド・ワーキング)導入で、効率的で多様な働き方を追求
・ 三井不動産保有林(北海道)の間伐材など循環型資材である「木」を広範囲に用いたサステナブルなオフィス空間
この新本社は、「MOCXCOM(モクスコム)」というコンセプトで、三井ホームの独自技術で街の様々な建物を木造化させる意味を込めた、木造(モク)とトランスフォーメーション(X)を合わせた「MOCX(モクス)」に、この新本社が、当社のこれからの事業に変革を起こす羅針盤(COMPASS)となるという意味を合わせ、事業の多角化と革新で三井ホームグループを未来へと導いていく、という想いが込められています。
【施設概要】
建物名称:新木場センタービル
所在地:東京都江東区新木場1‐18-6
交通: 「新木場」駅徒歩3分
(JR京葉線・りんかい線・地下鉄有楽町線)
階数:地上12階、地下1階
三井ホーム株式会社事務所:9階~11階 約1,700坪
オフィスの設計・施工:三井デザインテック株式会社
三井ホーム
https://www.mitsuihome.co.jp/
(文:制作 PR-K_PR制作部-5 / 更新日:2024.06.03)