【フォト・レポート】
全国から日比谷花壇内外のフローリスト75名による
7つの大型フラワーオブジェと
70個のアレンジメントを先着70名にプレゼントした
設立70周年を記念したライトアップセレモニー
株式会社日比谷花壇は、設立70周年を記念し、2020年1月15日(水)に本店である「日比谷花壇日比谷公園店」の店内・店外を、生花等でデザインした 7つの大型フラワーオブジェで彩りました。
1872年(明治5年) 東京都葛飾区堀切に庭園業を開始してから、前身である有限会社芳梅園を設立したのが1947年。3年後の1950年12月に日比谷公園店に出店を機に(株)日比谷花壇を設立。創業150年もの歴史をもつ日比谷花壇は、吉田茂元首相の国葬やつくば博、花博など、数々の歴史的なシーンを花で彩ってきた花屋です。
日比谷公園店は、“戦後復興計画の一環として、市民の憩いの場である公園に、海外の例に習ってフラワーショップを ”、という当時の東京都知事からの要請を受け、1950年に出店したのが始まりです。その時に東京都から指定された店名が日比谷花壇でした。そして、同年12月、社名を(株)日比谷花壇へと変更し、日比谷花壇の歴史が始まりました。
生花等でデザインした大型フラワーオブジェは、1作品あたり、高さ、幅ともに約 2メートルの大きさで、2020年1月15日(水)17時 30分から1月 17日(金)19時まで店内・店外に展示されていました。この期間、フラワーフォトスポットとして楽しむことができ、たくさんの来場者を集めました。
さらに、日比谷公園店とフラワーオブジェを背景に 7種類の花をモチーフにしたライトアップと、フラワープロジェクションマッピング、日比谷花壇のフラワーデザイナーによる、生演奏に合わせたフラワーパフォーマンスを行う、ライトアップセレモニーが行なわれました。
セレモニーでは、設立70周年を記念し、これまでの感謝を込めて「 Lots of love」をテーマに、日比谷花壇のフローリスト70名が制作した 70個の生花のフラワーアレンジメントを、セレモニー来場者先着70名にその場でプレゼントされました。
展示の7つのフラワーオブジェ及び先着でプレゼントする70個のフラワーアレンジメントは、社内外を問わず優れたフローリストを発掘、育成するために日比谷花壇が行っている「 HIBIYA DREAM PROJECT 2020」キャンプオーディションの参加フローリストが制作したものです。今年は1月14日、15日の両日に「 HIBIYA DREAM PROJECT 2020」を東京で開催。全国から日比谷花壇内外のフローリスト75名(うち日比谷花壇のフローリストは70名)が参加しました。
ニューヨークで今注目のフラワーアーティストエミリー・トンプソン氏が初来日、日比谷花壇日比谷公園店の店内を「 Lots of love」をテーマに特別装飾展示
出店のきっかけとなった “フラワーショップを人々が集まる憩いの場にしていきたい ”という思い、 “そこに花とみどりがあることにより、人の心がより一層に癒され、人と人とのコミュニケーションや人々の生活がより豊かになる ”、という思いをあらためて大切にしながら事業活動を展開していくという、願いをこめて開催された7つの大型フラワーオブジェと70個のアレンジメントで彩られた展示セレモニー。
そこを訪れた方々はもちろんのこと、日比谷花壇で働くフローリストのみなさんも大きな感動と癒しになったのではないでしょうか。
花には飾るだけで部屋の空気を変え、華やかさも加わり、気分をリラックスさせてくれる魔法があります。花の無い生活に比べて花のある生活はあきらかに人に与える影響が違います。花を眺めていると不思議に心がリフレッシュされてそれを見ることでリラクゼーション効果があると感じる人も多いと思います。
お客様のニーズを的確にとらえたブーケ作りのセンスで、熱狂的ファンが多い日比谷花壇。そんな圧倒的なブランド力を持つ一方でサラリーマンでにぎわう駅の構内には、低価格業態の店舗、Hibiya-Kadan Styleなどもあります。一輪数百円から買えるヒマワリやガーベラなど、卓上に置けるブーケなど、男性でも手に取りやすい商品が並んでいるとか。職場の仲間や家族へのちょっとしたプレゼント用として購入する方が多いということです。
もうすぐヴァレンタインデーです。バレンタイン・デーは女性だけが行動するものと思われがちですが、世界をみると男性が花を贈るイベントが大半です。今年のバレンタインは男性、女性、区別なしに愛する人たちに花を贈るイベントにされてはいかがでしょうか。
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(文:制作_インテリア情報サイト編集部-2 / 更新日:2020.01.20)