寝苦しい夜が続く夏・・・そんな時は「あかり」を上手く利用して夏の夜を快適に過ごしてみてはいかがですか?
まず、ご紹介するのは照明の色を利用して視覚的に涼しさを演出する方法です。私達が普段よく使う「蛍光灯」にはおおまかに分けて3種類の色があります。さわやかな青みがかったクールな色あいが特徴の昼光色、白い自然な色あいの昼白色、赤みがかった、落ち着いた雰囲気を出す電球色、メーカーによって呼び名は様々ですがだいたいがこの3色に分類されています。
さて以前「ブルー」特集でも触れましたが寒色系の色はクールダウンの効果があります。もちろん照明にも同じことがいえ、東北電力が行った実験によると昼光色を設置した部屋と電球色を設置した部屋とでは体感温度が1度違ったそうです。
最近では昼光色と温白色(電球色と昼白色の間の色)のLEDを組みあわせた天井用のLED照明が発売され、夏には涼しい色みの昼光色、冬には暖かみのある温白色を使うなど幅が広がっています。
寒色系に近い青白いクールな昼光色の光は夏を涼しく過ごす為の必須アイテムかもしれません。
さて皆さん、思い切ってテレビや照明の電源を落とし、キャンドルに灯をともしてみては?
次にご紹介するのはキャンドルナイトで心地よく過ごす方法です。
3月の東日本大震災の影響で起った停電や都市部の輪番停電、多くの方がキャンドルに灯をともしたことでしょう。
温かなキャンドルの灯には癒しの効果があり、キャンドルの灯をともした際に発生する水分からは滝・森林の約4~6倍のマイナスイオンが発生すると言われています。キャンドルには消臭効果も期待でき、臭いがこもる夏にもってこいです。
また「フローティングキャンドル」を水に浮かべればぐっと夏らしい演出に。
ゆらめく灯りに癒やされ、穏やかな夜を過ごしてみてはいかがでしょうか。
(文:制作_インテリア情報サイト編集部-1 / 更新日:2011.07.29)